10152401 みりんストーリー 『魔法剣舞鈴ノ奏』
あれから数日後…
また一勝負しようと、 カードを持って みりんの元に訪れるマスター
しかし…
【みりん】 せぇーーいっ!
お、『魔法剣鈴ノ音』! とマスターが目を見張る
【みりん】 はぁ…はぁ… あ、マスター
【みりん】 うん、剣の特訓中だよ
その真剣な表情に、 カードをそっと隠すマスター
相変わらず、すごい技だね と、賞賛するも…
【みりん】 うぅん、ダメだよ このままじゃ
【みりん】 負けを認めるのは嫌いだけど 今の弱い自分は認めなくちゃね
【みりん】 『魔法剣鈴ノ音』より もっと強力な技を 身につけないと…
【みりん】 私… もっともっと 強くなりたいから!!
選択肢:
- なぜ、そこまで強くなりたいの? → select_label_01へ
- 焦らなくても大丈夫だよ? → select_label_02へ
- 他の姫と比べなくてもいいんだよ → select_label_03へ
もっともっと 強くなりたいから!!
select_label_01:
【みりん】 それは…でっかい夢があるから!
select_label_02:
【みりん】 生き急ぐぐらいが、私には 丁度いいのかも!なんて
select_label_03:
【みりん】 うぅん、そうじゃないの これは自分自身のため…かな
select_label_end:
【みりん】 前にも話したけど、 昔いじめられてたからね
【みりん】 でも、この世界に来て… マスターに出会えて変わったの
【みりん】 「みんなを見返したい」って… 自分だけのために戦ってた頃とは違う
【みりん】 今は…誰かのために戦いたい! 自分の力を信じてくれる人がいるなら!
【みりん】 マスターは… そう思わせてくれた 初めての人だよ!!
力強い瞳をマスターに向けるみりん
【みりん】 …あれ?
【みりん】 マスター、それ 後ろになに持ってるの…
あ、いや、これは…!と焦るマスター けつまづいて体勢を崩し、 カードを空中にばら撒く
【みりん】 …あっ!!
刹那!華麗なステップで舞い踊る みりん…光速で突き出した剣先が、 見事にすべてのカードを突き刺した
【みりん】 …今の…ステップ…
【みりん】 …戦いばっかの日々で忘れてた 剣士になる前…踊りが好きで 毎日踊ってたんだ、私
【みりん】 楽しくて…でも、上手くできなくて やっぱり悔しくて… 朝から晩まで踊ってた!
【みりん】 今、体の奥から聴こえたよ! 新たな剣の神髄! 『魔法剣舞鈴ノ奏』が!!
それは、彼女が 新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【みりん】 やってきたことは間違ってなかった 負けたことも…悔しかったことも…
【みりん】 どんなマイナスからでも… 絶対に立ち上がれるんだね!! 強い想いさえあれば!!
その瞳は、 今まで見たこともないくらい 力強く輝いていた
【みりん】 じゃあ…
特訓再開かな? 見守るマスター
【みりん】 特訓はここまで! さ、マスター! ゲームしよ!?
…あぁ…今日は一体、 何時間つき合わされるのか… 戦慄するマスターだった
【みりん】 じゃあ、いっくよ~!
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