10171214 セレナストーリー 剣業錬磨
あれから数日が経った――
【セレナ】 えいっ!!
力強く、雪玉を投げるセレナ
今ではすっかり 仲間と雪合戦をするのが、 日課となっている
【セレナ】 みなさん、気を付けて下さい!
【セレナ】 相手は左右から、 挟み撃ちにしてくる つもりです!
――と、 味方を助けようと、 気を取られた隙に…
【セレナ】 あっ!
敵チームに挟まれ、 自らがピンチに 陥ってしまった彼女
【セレナ】 し…しまっ…!
諦め、 目を閉じようとした 瞬間……
【セレナ】 !!
【セレナ】 マ…マスター!
【セレナ】 それに…
【セレナ】 みなさんも!!
彼女の前に立ち、 身を挺して 守ろうとしてくれたのは、
マスターと 仲間のキラープリンセスたち だった
【セレナ】 ……こ…この状況…
戦いの中、仲間を次々と 亡くした過去が脳裏に蘇る…
【セレナ】 みなさんのお気持ち… とても嬉しいです
【セレナ】 でも…!
【セレナ】 もう、 あの時のようには なりません!
敵チームが、 一斉に雪玉を投げようと 振りかぶる
【セレナ】 今度こそ… 私がみんなを守ってみせる!
【セレナ】 マスターだけじゃない!
【セレナ】 隊のキラープリンセスたちも!!
【セレナ】 みんな…大切な仲間だから!!
力強く、レクシーダを構える彼女
【セレナ】 新技… 『剣業錬磨』!!
彼女の放った強力な一撃が、 飛び来る雪玉を消滅させる
それは彼女が、 また新たな力に目覚めた 瞬間だった
【セレナ】 見てくれましたか、 マスター!?
【セレナ】 みなさんの想いを受け、 みなさんを守りたいと 強く願ったら…
【セレナ】 体から不思議な力が!!
【セレナ】 …って、あれ? マスター?
セレナの強烈な一撃に、 吹き飛ばされていたマスター
雪の中に埋まっている
【セレナ】 あぁ~~~っ!!
【セレナ】 す、すみません! つい力が入ってしまって…!
雪に埋もれたマスターに、 手を差し伸べようとする彼女
すると、マスターが…
選択肢:
- 乗り越えられたみたいだね → select_label_01へ
- もう大丈夫みたいだね → select_label_02へ
- また一つ、強くなったね → select_label_03へ
すると、マスターが…
select_label_01:
【セレナ】 …はい!一歩ずつですが… 前に進んでいきます!
select_label_02:
【セレナ】 …はい!もう…恐れません!
select_label_03:
【セレナ】 マスターや…みなさんのおかげです!
select_label_end:
【セレナ】 …え? 雪合戦で本気出しすぎ…ですか?
【セレナ】 ふふふ そうかもしれませんね
吹き出すように笑い始める セレナとマスター
【セレナ】 さあ、マスター 私の手に
再び、力強く手を差し出す彼女
その目は、 とても温かで 優しかった
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