10201303 美樹さやかストーリー 『神速の旋律』
マスターとともに みんなのいる場所に帰ってきた さやか
【美樹さやか】 ありがとね、マスター
【美樹さやか】 明日からはもう… あんな戦い方はしないから
【美樹さやか】 あんな… 自分を傷つけるような 戦い方は…
【美樹さやか】 そう思えるようになったのは…
【美樹さやか】 君のおかげだよ…
【美樹さやか】 さ、さ〜て! じゃあ、食べるか!!
【美樹さやか】 丁度、食べ頃のところに 戻ってきて、すみませんねぇ いっただきま〜す!
【美樹さやか】 !! …あ…そうか
なにかに気づくさやか
【美樹さやか】 自分を傷つけるような 戦い方をしないためには…
【美樹さやか】 敵に傷つけられる前に… 自分から仕掛ければいい…
【美樹さやか】 こうやって!!
瞬く間に鉄板の上の 肉を取っていくさやか
【美樹さやか】 えっへっへ 取られる前に…取る! これが…奥義のコツかもね!
【美樹さやか】 あたしの奥義… 『神速の旋律』 完成かも!!
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【美樹さやか】 あ〜! おいし〜っ!!
その後も、 どんどん肉を取っていくさやか
完全に回復したようだし、 もう私達の演奏はいらないわね …と笑う姫達
【美樹さやか】 うぅん、そんなことない 聴きたいの…美しい音色を…
【美樹さやか】 傷の回復のためじゃない こんな安らかな気分になれたのは 久しぶりだから
【美樹さやか】 なんでかな やっぱり、あたしって…
【美樹さやか】 音楽が好きみたい
その笑顔に、 もう悲しみの影は 宿っていなかった
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