10232202 ミネルヴァ 私が私でいるために
【アスカロン】 …ダメです ここにも… 特にヒントは…
もう、かれこれ3時間は 街を徘徊している2人 しかし…
【アスカロン】 いくら探してみても… 見つからないし… 思い出せない…
【アスカロン】 私は…一体…
暗い目を落とす彼女
どうして、そこまでこだわるの? マスターが尋ねる
【アスカロン】 それは…
【アスカロン】 決して忘れてはいけない記憶… 私を支えていた… 大切な…大切な…
【アスカロン】 それを失ったら… 私は私じゃなくなる…
【アスカロン】 それを取り戻すことが… 私が私でいられる唯一の方法…
【アスカロン】 私は…どの世界にいても… “私”でいたいんです
この世界のアスカロンも、 自我を壊す呪いと戦っている 彼女も、それと同じような悩みが…
マスターが、2人を 重ね合わせて見ていた そんな時…
【アスカロン】 …!
【アスカロン】 …あ…あれは…!
なにかを見つけた様子で、 突然 駆け出す彼女
選択肢:
- 急にどうしたの…!? → select_label_01へ
- ど、どこへ…!? → select_label_02へ
- どうして、そんなに急ぐの!? → select_label_03へ
なにかを見つけた様子で、 突然 駆け出す彼女
select_label_01:
【アスカロン】 聞こえたんです…懐かしい音が…!
select_label_02:
【アスカロン】 この先に…大切ななにかがある気が…!
select_label_03:
【アスカロン】 近い気がする…記憶の断片が…!
select_label_end:
彼女が足を止めたのは…
【アスカロン】 はぁ…はぁ… ここは…
【アスカロン】 楽器屋…
なにかを食い入るように 見つめている
その視線の先には…
【アスカロン】 ピアノ…
【アスカロン】 ………
もしかして記憶が蘇ったのか… マスターは彼女の瞳を覗き込んだ
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