10251103 ムラマサストーリー 『剣陣まつり縫』
【ムラマサ】 …ふぅぅぅぅ
針を持ち、目を閉じて 精神を統一しているムラマサ
【ムラマサ】 いざっ! 参ります!!
瞬く間に、ズボンの膝の穴を 修繕していくムラマサ
【ムラマサ】 はっ!
その手はいつしか光を纏い、 恐るべき速さで動いていた
【ムラマサ】 見えたッ! これぞ剣技に通ずる極意!
【ムラマサ】 新技『剣陣まつり縫い』! 開眼ッッッ!!!
それはまさしく彼女が 新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【ムラマサ】 主君…できました!
満面の笑みで手渡すムラマサ
選択肢:
- 刺繍…すっごい上手なんだね! → select_label_01へ
- 刺繍が得意だったんだね! → select_label_02へ
- 得意なこと、あるじゃん? → select_label_03へ
満面の笑みで手渡すムラマサ
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【ムラマサ】 ありがたき御言葉! しかし…
select_label_02:
【ムラマサ】 恐れ入りまする! でも…
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【ムラマサ】 主君! あなたは…!
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【ムラマサ】 本当は知ってらしたのですね…? 拙者の特技を だから、わざわざ頼んで下さった
【ムラマサ】 主君のおかげで…目が覚めました
【ムラマサ】 今でも姉様を超えることが 目標に変わりはありませぬ… しかし…
【ムラマサ】 姉の姿をそっくり写すのではなく! “自分らしく”精進し、いつの日か 必ず姉を超えてみせます!!
そう言い放った彼女の目に、 もう不安の陰りはなかった
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