10311201 ヨミ 鍛錬の先にあるもの
猛暑!
真夏日!
水着!
ということで、 川へとやってきた マスターの隊の面々
【ヨミ】 …よし、始めるか
『キャハハハハ!』 皆、水をかけ合い、 楽しそうにハシャいでいる
【ヨミ】 ふぅぅぅ…
だが、ヨミだけは…
【ヨミ】 ふっ!はっ!
水中に潜り、 剣の素振りをしている
【ヨミ】 はぁ…はぁ…! 水中の負荷は、陸に上がった時の 俊敏な動きを養うのに丁度いいわ…
また、水中に潜り剣を振るヨミ
【ヨミ】 はぁ…はぁ…!
そんな仲間に混ざろうと しないヨミに マスターが声を掛ける
【ヨミ】 …え?一緒に…?
【ヨミ】 ワタシは… あくまで鍛錬の一環として 付いてきただけ
【ヨミ】 みんなと遊んでいる暇は無いわ
寂しそうな顔を見せるマスター
【ヨミ】 申し訳ないとは思うけど… でも、これが…
【ヨミ】 ワタシの変えられない 生き方なの
そう言って、また水中へと 潜っていくヨミだった
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