10331202 ヒイラギ 残した仲間への想い
街外れ─
ベンチに腰掛け、 クロエの話を聞くマスター
【クロエ】 確かに、この世界で やっていけるのかという 不安はあります…
【クロエ】 新たな場所…新たな敵と… どう向き合っていけばいいのか…
【クロエ】 でも、それ以上に…
【クロエ】 …………
選択肢:
- 全部、話して → select_label_01へ
- それ以上に…? → select_label_02へ
- 遠慮しなくていいんだよ → select_label_03へ
…………
select_label_01:
【クロエ】 …ありがとうございます… ここに来て…
select_label_02:
【クロエ】 不安よりも…大きな想い…
select_label_03:
【クロエ】 ずっと心にくすぶっている想いが… 私は…
select_label_end:
【クロエ】 前の仲間に会えないのが…
【クロエ】 …寂しい
今まで気丈に振る舞っていたが、 内心は揺らいでいたクロエ
【クロエ】 ハッキリとは覚えていないのですが… 頼りになる仲間…それに…
【クロエ】 大好きだった人…
【クロエ】 私の周りには… たくさんの人がいた
【クロエ】 なんだか私だけ… 一人ぼっちになってしまった ような気がして…
俯く彼女
【クロエ】 すみません、こんな話…
ちょっと待ってて
【クロエ】 え?あの…
そう言い残し、 どこかへと行ってしまうマスター
【クロエ】 ……はぁ… ダメだな…私…
すっかり自信をなくし、 空を見上げるクロエ
それから暫く経ち…
【クロエ】 …どうしたんだろ? もう大分経つのに…
【クロエ】 そう言えば… この辺りは…賊の縄張り
【クロエ】 きっと…なにかあったんだわ!
マスターを探すため、 クロエがその場を立つ
【クロエ】 …あ! マスター!
彼女の目に飛び込んできたのは、 ならず者集団に囲まれている マスターの姿だった
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