110034212 デュランダル 己の騎士道
【デュランダル】
……くそ
戦闘後─ デュランダルに声を掛けるマスター
【デュランダル】
私のおかげで助かった…?
それは…皮肉か?
未熟な私に対する当て付けか?
どうして? と、尋ねるマスター
【デュランダル】
神話で名剣と謳われし
『デュランダル』
【デュランダル】
だが、それは…持ち主である
ローランが強かったからだ
剣の功績ではない
【デュランダル】
私も同じ…名剣の異名で呼ばれるが、
それは優れたマスターの元に
いるからに過ぎない
【デュランダル】
私は…騎士を名乗るには
あまりにも不甲斐ない凡庸な戦士だ…
現に今日も技の切れが鈍かった…
【デュランダル】
聖剣とは名ばかりのただの剣…
それが私の限界なのだ
思い悩んでいた彼の心情を 理解するマスター
選択肢:
- 君に必要なのは、自信だね → select_label_01へ
- 聖剣かどうかなんて誰が決めるの? → select_label_02へ
- 僕は、君は『名剣』だと信じている → select_label_03へ
思い悩んでいた彼の心情を 理解するマスター
select_label_01:
【デュランダル】
自信…か…
己を信じる心…それが…
騎士道…
select_label_02:
【デュランダル】
…!
他の誰でもない…己自身…、
騎士として恥じぬ道を…
select_label_03:
【デュランダル】
結局は…
信じて進むしかないと…
それが…騎士の道…
select_label_end:
【デュランダル】
すまぬ
またマスターに気を使わせてしまった
私に…騎士を名乗る資格はないな
【デュランダル】
だが我がマスターよ…見ていてくれ
もう自分を見限らない
私は…限界を超えてみせる
彼の目に小さな光が宿り始めた
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