110160110 ロストラグナロク編(失われた千年王国編) 第16章 ネオ・ユートピア 第1話 キラーズとバイブス-1
【アルマス】 ようやく底の底まで来たけれど… 何だか不思議な空間ね 大きな球体が浮いてるし
【ラグナロク】 ここは…そうだな 終焉の間とでも呼べば良い
【ティターニア】 終焉の間、ですか… あまり穏やかな名称では ありませんね
【ラグナロク】 そう? 世界の黄昏を観測するのに 相応しい名称だと思うけど
【アルマス】 そんなことより、 あなたが、コマンドキラーズの 言っていた“彼女”ね
【ラグナロク】 コマンドキラーズ… エルキュール達のこと? そう…悪くない呼び名ね
【ラグナロク】 私はラグナロク・神令・ユグドラシル 共鳴なき世界のため、此処に現出した
【ラグナロク】 この蒼き剣をもって、 世界に黄昏をもたらす
【アルマス】 ご丁寧な自己紹介、ありがと! 私はアルマス――
【ラグナロク】 名乗る必要はない すでに観測済みだ アルマス・妖精結合・ティターニア
【ラグナロク】 私の進む道を妨げるのなら、 剣の露と消えてもらう
【アルマス】 言ってくれるわね! 私のことを知ってるんなら、 話は早いわっ
【ティターニア】 アルマス、気をつけて下さい ラグナロクからは…とてつもない 気配を感じますっ
【アルマス】 コマンドキラーズの親玉なんだから、 そのくらい当然でしょっ
【アルマス】 それでも、彼女を止めなきゃ いけない!
【アルマス】 たとえ私一人でも、成し遂げて みせるわ!!
【フェイルノート】 気合いを入れるのは結構だけど、 私を蔑ろにするのは許せないわね
【ティターニア】 フェイルノート! アナタもコマンドキラーズの世界を 越えることが出来たのですねっ
【フェイルノート】 当然でしょ 明けの明星と謳われた私の輝きが 潰えることなどないわ
【フェイルノート】 それに、私だけじゃない
【ティファレト】 我が主よ 再びお会いできると信じていました
【カシウス】 この結果は必然 輪廻の理に導かれて 御館様の下に集うの
【アルマス】 ティファレトとカシウスも! やるわねっ
【モラベガ】 アルマス!アルマス! 私達もいるよ!頑張ったんだよ! 頑張ったよね?うん、頑張った!
【アルマス】 ちょっと、モラベガ…! そんなにくっついてこないでよっ
【ティルフィング】 ふふふ 離れていてもマスターのバイブスは 感じていました
【ティルフィング】 皆さんと再会できて、本当に良かった
【アルマス】 ティルフィングも無事ね ということは…
【レーヴァテイン】 はあ… あなたも生き残ったのね…
【アルマス】 それは、こっちの台詞よ!
【ティターニア】 こんなときにケンカはやめて下さい! それよりもっ…
【アルマス】 そうだったわね ラグナロク、観念しなさい
【アルマス】 さっきは一人でも成し遂げるって 言ったけど…
【アルマス】 私達七人とマスターで、 絶対にあなたを止めてみせる!
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