1130101 天上編 第１章 ラグナの脅威 第３話 イミテーション バトル開始前の会話
【デュリン】
いや、だからさ…キラープリンセス
には、同じ姿かたち・能力を持った
存在が無数にいるの
【デュリン】
…どうして、そんな簡単なことが
理解出来ないのよ！？
【ティルフィング】
…どうしたの？
【デュリン】
“イミテーション”のことが
理解出来ないみたいなの
【デュリン】
アンタの“淘汰”を見て、
気になってたみたいでさ…
【ティルフィング】
なるほど…私が、同じ姿をした
自分と闘っているのを
ご覧になりましたよね？
【ティルフィング】
キラープリンセスは“他の自分”と
出会うたび、闘い、統合して
いくことが宿命づけられています…
【ティルフィング】
最後の一人となる、その時まで。
それが“淘汰”…
私達が為すべき、聖なる儀式です
【デュリン】
さっきから、そんな感じで
説明してんだけどさ…
【ティルフィング】
…待って
【デュリン】
え？
【ティルフィング】
イミテーションや淘汰のことを、
この身をもって、
お見せできるかもしれません…
【デュリン】
まさか、それって！？
【ティルフィング】
感じるの、同じ波動…
私のイミテーションの存在を…
【デュリン】
まさか！
１日に２人の“イミテーション”と
遭遇するなんて、前代未聞だわ！？
【デュリン】
しかも…
異族がウジャウジャいる、
こんな状況で…
【ティルフィング】
異族を相手にしなければならないのは
向こうも同じよ
【デュリン】
…勝てそう？
【ティルフィング】
やってみないとわからないわ
“淘汰”は何人たりとも介入不能…
それが“キル・オーダー”
【ティルフィング】
絶対原則で定められています
マスター、
こちらでお待ちいただけますか？
【デュリン】
よく見ておきなさい！
キラープリンセスの神聖なる
殺し合い…“淘汰”が始まるわ
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