1320702 天上編 第3章 マスターの条件 第2話 錯乱の契機 バトル開始前の会話
【ティルフィング】 …ねぇ、デュリン
【デュリン】 …なによ? アンタのフォローが 一番刺さりそうなんだけど
【ティルフィング】 デュリン…そのまま、 自我を失うほど 感情的になんてなれないわよね?
【デュリン】 ハァ!? アンタも、バカにしてるわけ!?
【デュリン】 一人で、自我を失うほど 感情的になんて……っ! …ロンギヌスのこと…?
【ティルフィング】 ええ…外的な要因もなく、 制御出来なくなるまでに感情が昂ぶる …そんなことってあるのかしら?
【デュリン】 確かに… キラープリンセスの暴走の多くは、 戦闘中の過剰なまでの興奮が原因…
【デュリン】 一人でに暴走したなんて話、 聞いたことが無いわね…
【ティルフィング】 でしょう? 考えられるとすれば、やはりなにか 重い悩みを抱えていたとか…
【デュリン】 んー… でもさ…
【デュリン】 アンタの言う通り、 一人でそこまで 盛り上がれるもんかしら…?
【デュリン】 アタシだって… カッとしやすいほうだけど、 最低限の分別くらいあるわよ?
【トト】 ウソばっか…。 ペチャパイって言われて、 怒り狂ってたクセに…
【デュリン】 うっさい!クソガキっ!! 分別を持って成敗してんのよ、 このバカっ!!
【トト】 うぅ…! もう…見てないで助けてよ、 ティルフィング!
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