1340502 天上編 第３章 マスターの条件 第４話 処分 バトル開始前の会話
【デュリン】
ティルフィング！
ロンギヌスの様子は…！？
【ティルフィング】
見ての通りよ…
追い詰めたと思っても
すぐに復活してくる
【ティルフィング】
今まで何度かキラープリンセスの
暴走に出くわしたけど…
【デュリン】
今までのものとは、別もの…？
【ティルフィング】
少なくとも、私が経験した範囲では…
【ティルフィング】
ともかく少しずつだけど
効いてはきている…
つけ入る隙は、作り出せるはず
【デュリン】
その隙をついて、
一撃で仕留めるしかないわね
【ティルフィング】
でも…
【ディーン】
…あ？なんで、俺を気にすんだ？
とっとと片付けちまってくれ…
せいせいすらぁ
【ティルフィング】
せいせいするから、
片付けろなんて…
そんなの酷過ぎます！
【ティルフィング】
キラープリンセスたちが
悲しむじゃないですか！
【ディーン】
悪いけどよ、ティルフィング…
もう散々話しただろ？
【ディーン】
俺にとって、
キラープリンセスは道具でしかねぇ
今さら、改められねぇよ
【デュリン】
出世のための道具ってこと？
【ディーン】
そうだよ
出世の邪魔になるなら切り捨てる…
それだけだ
【デュリン】
…王都には、なにがあるのよ？
【ディーン】
…なに？
【デュリン】
なんのために
王都に行くのかって聞いてんの
【デュリン】
そんだけ王都勤務に執着するのには、
なんか理由でもあるんでしょ？
【ディーン】
…うるせぇな
…今は関係のねぇ話だろ？
【デュリン】
…………
【ディーン】
ともかく…ウチのヤツらじゃ、
もう手に負えねぇ
お前らに頼むしかねぇんだ
【ティルフィング】
…………
【デュリン】
…ティルフィング
【ティルフィング】
…わかってる
どの道…彼女相手に加減できる
余裕なんて、私たちにないもの
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