1520302 天上編 第5章 寡黙な番人 第2話 ゲートキーパー バトル終了後の会話
【ティルフィング】 しかし… 学者さまの入域許可証が 通用しないとなると…
【トト】 …あの人、爺ちゃんの 子供じゃなかったってこと?
【ティルフィング】 そう…かもしれないわね…
【ディーン】 …そう決めつけんのは、 まだ早いんじゃねぇか?
【デュリン】 同感
【ティルフィング】 え? どうして…?
【ディーン】 言ったろ? 本来なら警告なしで引っ張られても おかしくなかったって
【デュリン】 逆に言えば…警告を与えることで、 アタシ達にチャンスをくれたってこと
【デュリン】 もう一度、考え直すチャンスを… 見ず知らずのアタシ達に、ね
【ティルフィング】 …っ! 学者さまの… 入域許可証だったから…?
【ディーン】 他に繋がりなんてねぇんだ… それ以外、考えらんねぇだろ? 役人の判断基準はイエスかノーだけだ
【ディーン】 猶予をくれるなんて… なんか事情がなけりゃ、 考えられねぇよ
【ティルフィング】 …っ! トト、大丈夫…まだ望みはあるわ!
【トト】 う、うん…
【ディーン】 いや、望みがあるってわけじゃ… おい、ティルフィング!
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