1551003 天上編 第５章 寡黙な番人 第５話 審判の時 バトル終了後の会話
【デュリン】
ヤバい！ヤバいわよ！！
このままじゃ、オルトが！！
【ティルフィング】
はっ！？
危ない、トト！！伏せて！！
【トト】
え！？
…う、うわーっ！！！
【変異種】 ググ…グガガ…カリ…ビト！！
【ティルフィング】
っ！
へ、変異種…こんな時に！！
【デュリン】
マズいわ！
こうしてる間にもオルトは…
ねぇ、どうすんの！？
選択肢:
- オルトを助けに行く…ガードしろ！ → select_label_01へ
- 変異種を倒すのが先決だ…急げ！ → select_label_02へ
マズいわ！ こうしてる間にもオルトは… ねぇ、どうすんの！？
select_label_01:
【デュリン】
そうか！
→ select_label_endへ
【デュリン】
警備兵の攻撃をガードするだけなら、
“人間を傷つけてはならない”という
第1条に反することはないわ！！
select_label_02:
【デュリン】
ちょっと！オルトはどうすんのよ！？
→ select_label_endへ
【デュリン】
相手は、あの巡視兵団…
ヘタすりゃ、いきなり
処刑だってしかねないのよ！？
select_label_end:
【変異種】 グガガガガーッ！！！
【ティルフィング】
ぐ…っ、な、なんて凄まじい攻撃！
力で圧される！！…くぅっ！！！
【トト】
ティルフィング！！
【ティルフィング】
トト！？
…ダ、ダメよ、早く逃げて！！
巻き込まれるわっ！！
【トト】
…イヤだ
【トト】
ディーンなら逃げない…
ここで逃げたら、
ディーンに笑われるもん！！
【デュリン】
バッ、バカ言ってんじゃないわよ！！
また来たってば！！
早く、逃げなさい！！
【トト】
え？
…う、うぁ！
…うわぁぁぁーっ！！！
【？？？】 …ったく…相変わらず、 身の程知らずなガキだな
【トト】
え…？
【ティルフィング】
レ、レーヴァテイン！？ダグダ！？
ディーン隊の…
キラープリンセスたち！？
【トト】
み、見て！
関所の門が開いていく…！？
【ディーン】
すんげぇバカだが…まぁ、
逃げ出さなかっただけ褒めてやるぜ、
クソガキ
【トト】
ディーン！？
【デュリン】
オルトも！？
どうして…！？
【変異種】 ググッ…グガガガガガガガ！！！
【ティルフィング】
く…っ！レーヴァテイン！ダグダ！
力を貸して！！
一発で決めてみせる…行くわ！！
【ティルフィング】
…うぁぁぁぁぁーっ！！！
【トト】
や、やった…！
【オルト】
警備兵、巡視兵団、共に控えよ！
その子は人民区の教会より
招かれておる少年…
【オルト】
招聘状もこうして、
ディーン中奏官が持参された！
彼らの入域に、なんら問題はない！
【デュリン】
はっ！？
【トト】
きょ、教会に招かれてるって…
僕のこと！？
【デュリン】
どどど、どういうことよ！？
ちょっと…
アンタ、説明しなさいよっ！？
【ディーン】
うっせーな…
ちったぁスマートに出来ねぇのかよ？
【ディーン】
人民区の教会に事情を話して、
招聘状を出してもらったんだ
【ディーン】
人民区内部からの要請なら、
関所も無視出来ねぇだろ？
【トト】
…ディーン！
【ディーン】
なんだ、その熱い眼差し…
気色悪ぃな？
【ディーン】
俺はティルフィングのために
やっただけだ…
勘違いしてんじゃねぇぞ、クソバカ
【ディーン】
…おい、新米
…こっちは、下げたくもねぇ頭を、
下げてきてやったんだ
【ディーン】
…これで、貸し借りなしだぜ？
【デュリン】
ディーン…
【オルト】
教会からの招聘状があれば、
入域許可証は不要…
【オルト】
この許可証は
取り上げさせてもらうぞ？
【オルト】
コイツのおかげで、巡視兵団に
マークされていたようだからな…
【ティルフィング】
あ、はい…私達より…
オルトさんは、大丈夫なんですか？
【オルト】
許可証を処分すれば問題ない
【オルト】
それに…あの招聘状のおかげで
“いわれのない罪を着せられた”と、
むしろ軍に貸しを作れる
【オルト】
…ディーン中奏官に助けられたよ
【ディーン】
い、いやぁ…ハハ！
実はすべて計算通りなんす！
この、俺の七色の脳細胞が…
【オルト】
医者を…探しに行くのか…？
【ティルフィング】
…はい
【オルト】
簡単には見つからんと思うがな…
耕民区と同じ…
人民区も深刻な医者不足だ
【デュリン】
え…？
だって…人民区は平和なクセに、
医者だけはやたらと…
【ディーン】
…悪いニュースだ
噂は本当だった…人民区にも、
大量の異族が入り込んでる
【デュリン】
な…っ！？
【ディーン】
しかも…中に入り込んでるのは、
より知能の高い異族だ
【ディーン】
それが外城と内城に
閉鎖された空間にいやがる…
余計、深刻だぜ
【ディーン】
あまり公には
されてねぇみたいだけどな
【オルト】
現在、人民区は
厳戒態勢が敷かれている状況だ
【オルト】
クレナイに向かう余裕のある医者など
そうはいないと思うが…
【ティルフィング】
見つけます！
【オルト】
…っ！
【ティルフィング】
それでも…必ず見つけ出します！
助けを待つ人々のために…
お父様のためにも！！
【オルト】
そうか…
フン…近いうちに、
伝えておくとしよう…あの偏屈にも
【ティルフィング】
！！
【ティルフィング】
オルトさん…学者さまに会いに！？
【オルト】
…さぁ、門は開かれた！
行くがいい…ここから先が、
人民区サフランだ！
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