1610302 天上編 第6章 災厄を招く使者 第1話 届けられた訃報 自軍ユニット配置直後の会話
【ティルフィング】 まだ、街に入り込もうとしている 異族がいます… 気を抜かないで下さい
【ディーン】 ああ。…フレンネル大公、 俺たちの書簡に 目を通してくれるだろうか?
【デュリン】 面識もない、 一介のマスターからの 手紙だからね…
【デュリン】 でも…難しいとは思うけど、 可能性はゼロじゃないわ
【レン】 いいえ…ゼロよ
【ディーン】 …! お前、さっきの…
【ティルフィング】 …この方は?
【デュリン】 教会で会ったのよ …ゼロって、どういう意味よ? 言い切れはしないでしょ?
【レン】 言い切れるわよ …アタシは親切心で言ってんのよ?
【レン】 医者を探すなら、 地道に探した方がいいわ
【トト】 なんでだよ!フレンネル大公は、 みんなの意見を聞いてくれる 凄い人なんだぞ!?
【レン】 “凄い人だった”と言うべきね
【ティルフィング】 え…?
【レン】 亡くなったのよ、十日前に… 知らないの、アンタ達?
【ディーン】 な…!?
【デュリン】 フレンネル大公が、亡くなった…!?
【トト】 そんな…!? ウ、ウソを言うな!!
【レン】 ウソなんかついて、 私になんの得があるのよ?
【デュリン】 …アンタ、何者なの?
【レン】 アタシは、サフラン日報のレン… この人民区で記者をやってるわ
【レン】 ねぇ、そんなことより… ちょっと知恵を貸してよ?
【レン】 ラグナロクの古い記録を、 急いで調べなきゃなんないの
【ティルフィング】 …! 異族が街に侵入しました …行きましょう!
【レン】 え…? ちょ、ちょっと…!
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