1610502 天上編 第6章 災厄を招く使者 第1話 届けられた訃報 自軍ユニット配置直後の会話
【デュリン】 フレンネル大公は消された…!? ちょっと、それって どういう意味よ!?
【レン】 言葉の通りよ。大公は、あまりに 多くのことを知り過ぎていた…
【レン】 “扉”が開く前に 始末されてしまったのよ
【デュリン】 なによ、それ…!? 何者かに殺されたってこと!?
【ティルフィング】 その…なんなんですか? アナタが言っている、扉って…?
【レン】 “現(うつつ)の扉”…言うなれば、 異界へと通じる道… 真実の世界がその先に広がっているの
【ティルフィング】 異界へ通じる道…?
【ディーン】 なんだよ…アンタ、 オカルト担当の記者なのか?
【レン】 …信じようが信じまいが、構わないわ ともかく…アタシは、 その扉の出現場所を探してるの
【ティルフィング】 出現場所って、 どこかに現れるということですか?
【レン】 特定の条件下でね… そして、アタシの計算では… 間もなく、その条件が満たされるはず
【ディーン】 条件…?
【レン】 世界が闇に包まれるのよ この世界から光が失われた時、 現の扉が姿を現わすの
【レン】 …言っとくけど、 アンタ達も無関係じゃないのよ?
【デュリン】 ハァ…?
【レーヴァテイン】 早いとこ片付けて休みたい… お喋りを続けるなら、 異族の殲滅に行くわ
【ティルフィング】 いえ、私も行きます… 少し気になる気配があるの
【ディーン】 おちおち話をしている暇もねぇな… 行くぞ!
【???】 “多くのことを知り過ぎていた”…か クク…お前も同様だな…エイベルの娘
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