1620202 天上編 第６章 災厄を招く使者 第２話 戒厳令 自軍ユニット配置直後の会話
【祀官】 聞いておられる方も いらっしゃると思いますが、 この三日間…
【祀官】 街の外への外出、活動は すべて禁止とのお達しが 大聖堂から入りました
【祀官】 何卒、王立軍と連携し…
【ディーン】
待ってくれ…
ここは市場街なんだぜ？
【ディーン】
街の外を行き来している
行商人達もいるはずだ
そいつらはどうするんだよ？
【祀官】 それは…
【ディーン】
まさか、見殺しにしろ
って言うんじゃねぇだろうな？
外は異族で溢れ返ってるんだぞ？
【？？？】 …そうした一時の感情に 惑わされぬよう、召集をかけたのだ
【ディーン】
あ…？
【？？？】 これは、教皇様たっての勅命だ 一切の情を棄て、 厳守してもらわねばならん
【ディーン】
…誰だ、アンタ？
【祀官】 こ、こちらは…黒奏官様です
【マスターＡ】 こ、黒奏官…！？ ラグナロク教会の暗部と 言われている、あの…！？
【マスターＢ】 粛清専門と噂される奏官…！？ まさか…実在したのか！？
【ディーン】
…俺も聞いたことがあるぜ
【ディーン】
いいのかよ…アンタ達、
表に姿を現わしちゃ
いけない存在なんだろ？
【黒奏官】 …それほどの非常事態と 理解してもらいたい
【ディーン】
事態は、ひっ迫した状況にある…か
裏を返せば…命令に背けば
アンタの出番だと言いたいんだろ？
【黒奏官】 どう捉えてもらっても構わん
【黒奏官】 私はただ…教皇様のご指示が 速やかに実行されるよう、 君たちを見守るだけだ
【ディーン】
監視の間違いだろ？
…教皇様は、
いったいなにを考えてるんだ？
【ディーン】
人々を危険から救うのが、
俺たちラグナロクの
使命なんじゃねぇのか？
【黒奏官】 言葉を慎め …それ以上の暴言は、見逃せんぞ？
【ディーン】
冗談じゃねぇ…
これは、俺たちの
存在意義に関わることなんだぜ！？
【ディーン】
今、こうしている間だって、
危険に晒されているヤツらが…
【？？？】 …よしたほうがいい …すみません、彼には ちゃんと言って聞かせますんで
【ディーン】
あ！？
ちょっと待て！
なにを勝手に…！？
【？？？】 落ち着くんだ… ヤツらに目をつけられると 面倒なことになる
【ディーン】
チッ、離せよ！
…誰だ、テメェ！？
【エドガー】 俺はエドガー・エルフォス中奏官 …この人民区を拠点にしている マスターだ
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