1620302 天上編 第6章 災厄を招く使者 第2話 戒厳令 自軍ユニット配置直後の会話
【トト】 闇の中から現れる、 悪魔と会う…!? なんのために!?
【レン】 …アンタに話したって意味が無いわよ
【トト】 そうかもしれないけど…危険だよ! そんな危ないことを、 お父さんと約束したの!?
【レン】 父さんを悪く言うような 言い方はしないで!
【レン】 そもそも、 アンタにわかってもらうつもりも ないんだから!
【トト】 でも…
【トト】 …ううん、ごめん 大事な約束なんだもんね? …うん、約束は大事だよね
【レン】 は…? なんなのよ、急に… これだから、子供って…
【トト】 僕にも約束があるから、 そう思っただけだよ!
【トト】 約束を大事にすることに、 大人も子供も関係ないだろ!
【レン】 そりゃそうだけど…
【レン】 でもさ…フレンネル大公が 亡くなって、アンタの約束は なくなっちゃったんじゃないの?
【トト】 まだ、あるよ! 爺ちゃんとの約束が、二つも!
【トト】 お医者さんを探すことと、 ノーブル教授に会うことと…
【レン】 ノーブル教授…? 王都の学術院の…?
【トト】 え…? レン、ノーブル教授を知ってるの?
【レン】 …有識者として有名な人だもの …ノーブル教授に会うって …なにをするつもりなの?
【トト】 爺ちゃんから預かった“暦”を、 渡さなきゃいけないんだ
【レン】 …! “暦”…?
【トト】 うん。そうだよね…
【トト】 フレンネル大公が 亡くなったからって クヨクヨなんてしていられない…!
【トト】 僕には、 守らなきゃいけない 約束があるんだ!
【レン】 …………
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