1710102 天上編 第7章 崩れゆく虚像 第1話 腐敗と策謀 自軍ユニット配置直後の会話
【ディーン】 黒奏官か… ヤツは今、キトゥリス市場街の 教会にいるはずだ
【デュリン】 アンタに会いたがってる、 レンという女性記者と一緒にね
【リベリオン】 俺に…?
【トト】 お父さんの遺言を、 伝えなきゃならないんだって
【トト】 一緒に来たがってたけど、 危ないからって止められたんだ
【リベリオン】 …遺言 誰なんだ、 その女の父親ってのは?
【デュリン】 アタシ達が知るわけないでしょ 本人に聞きなさいよ
【リベリオン】 …その女が、無事ならな
【ティルフィング】 え…?
【リベリオン】 もしその遺言が、 俺にとって有益な情報なら…
【リベリオン】 ヤツらはおそらく、 揉み消しにかかるはずだ
【デュリン】 ヤツら…? 黒奏官だけじゃないってこと…?
【リベリオン】 さぁな… そいつのバックに、 どれだけの人間がいるのか…
【リベリオン】 俺は、そこを探ろうとしてるんだよ
【ディーン】 ラグナロク内の、 特定の人間を探るってことなのか?
【ディーン】 …ったく、 お前の意図を理解できなきゃ、 俺達も協力のしようがねぇよ
【デュリン】 協力って…アンタ、 まさかコイツに手を貸す気!?
【ディーン】 嫌なら、お前らはよしとけよ …俺だって、こんなわけのわからねぇ ヤツと共にしたくはねぇ
【ディーン】 だが…どうやら、 目的が同じみたいだからな
【デュリン】 同じって…?
【ディーン】 黒奏官だよ… 俺は、あの男が隠している 闇を探りたい
【リベリオン】 ほう…?
【ディーン】 これまで、 存在を隠し通してきたことからも わかるように…
【ディーン】 アイツは、 とんでもなく抜け目のない男だ
【ディーン】 俺なんかが探りを入れたところで、 尻尾を掴めるとは思えねぇ
【ディーン】 …だが、 コイツの強引な突破力があれば、
【ディーン】 口を割らせることが できるかもしれない
【リベリオン】 口を割らせる… …なにか、事情でもあるのか?
【ディーン】 …アンタには、 関係のないことだ
【リベリオン】 フッ… まぁ、いいや… 喜んで利用されてやるよ
【リベリオン】 探りを入れてみなけりゃ、 ハッキリしたことは言えないが…
【リベリオン】 ラグナロクの教会組織は、 おそらく腐敗が進んでいる
【リベリオン】 お前らの知る… 絶対正義を目指すラグナロクの姿は、 その表層でしかない
【デュリン】 …!
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