1720102 天上編 第7章 崩れゆく虚像 第2話 大陸の正義 自軍ユニット配置直後の会話
【レン】 ハァ…ハァ…! 悔しいけど…今のアタシに、 あの男に太刀打ちできる力はない…
【レン】 早いとこ、 あのバカ達と合流しないと…!
【???】 …それは 例の洗礼前の隊のことかな?
【レン】 !?
【パラシュ】 それは無理な話だよ
【パラシュ】 ヤツらはまだ、 この市場街に 辿り着いてさえいないんだ
【レン】 黒奏官のキラープリンセス…!? いつの間に…!
【パラシュ】 素直に情報を提供したほうがいいよ でないと…この裏路地が、 君が最期に見る景色になるからね
【レン】 フン… どの道、始末するつもりでしょ… フレンネル大公を消したように
【パラシュ】 …なんの話かな?
【パラシュ】 時間を割きたくない イエスかノーかで、 簡潔に答えてほしい
【レン】 …わかったわ
【レン】 こんなところで死にたくないもの 戻って、話せばいいんでしょ?
【パラシュ】 …その挑戦的な瞳 お父さんにそっくりだね
【レン】 …! なんですって…?
【パラシュ】 この場を凌ぎ、 生き抜こうという強い意志を感じるよ …ボクは騙されないよ?
【レン】 まさか…アンタが…!?
【パラシュ】 素直に口を開いていれば、 もっと長生きできたのに…
【パラシュ】 …まさか、 君は同じ道を歩みはしないよね?
【レン】 …この下衆ヤロウ…!
【パラシュ】 ハハッ…! やっと素直な顔を見せたね!
【パラシュ】 …君は、 情報を渡す気なんて さらさらない
【パラシュ】 お父さんのように、 犬死にするといいよ!!
【レン】 !!
【レン】 まだ、道も半ばなのに… ごめん、父さん…!!
【???】 いいや… まだ道は閉ざされておらん!
【レン】 え…?
【パラシュ】 …!
【カルロ】 教皇様の特命を受けているとはいえ… いささか度が過ぎてはおらんか?
【レン】 アンタ…!
【パラシュ】 !? 貴様…!
【カルロ】 !? 君は… いつぞやの斧使いちゃんか…?
【レン】 え…?
【カルロ】 …申し訳ないが どのような道理があろうと、
【カルロ】 無抵抗な女性を斬ることに 正義があるとは思えん!
【カルロ】 さぁ、私のかわいい娘達!! このお嬢さんを守るのだ!!
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