1730402 天上編 第7章 崩れゆく虚像 第3話 舞い降りた天使 自軍ユニット配置直後の会話
【ティルフィング】 キラーメイル…
【ティルフィング】 アナタはキラープリンセスの 男性版ということなんですか?
【リベリオン】 まぁ、噛み砕いて言えば そんなところだ
【デュリン】 …だったら、 アンタの“神器”は なんなのよ?
【トト】 神器…?
【デュリン】 聖なる武器のこと
【デュリン】 キラープリンセスには それぞれのキラーズの源となる 武器が存在するの
【デュリン】 ティルフィングが 魔剣ティルフィングのキラーズを 源としているようにね
【トト】 …おじさんにも そういう武器があるの?
【リベリオン】 …おじさんと呼ぶなと言ってるだろ?
【リベリオン】 もちろん、俺にも… 俺のキラーズの源となる神器がある …ここで、見せるつもりはないがな
【デュリン】 見せるって… アンタ、 携えてなんていないじゃない
【リベリオン】 神器は見せびらかすもんじゃない… それが俺のポリシーでな
【リベリオン】 俺は決まった相手と戦う時にだけ、 そいつを手にすると決めてるんだ
【デュリン】 …すんごく ウソ臭いんだけど
【リベリオン】 ったく…
【リベリオン】 だが残念ながら… 近々、俺の神器を 披露することになりそうだ
【デュリン】 は…?
【リベリオン】 どうやら、気付かれたようだ… ヤツらが迫ってきているのを 感じるんだよ
【ティルフィング】 ヤツらって…?
【???】 …その武器を抜いた時が、 お前が本気を出した時というわけか
【リベリオン】 !?
【ティバルト】 ならば、見せてもらおうか… お前のとっておきというヤツを
【リベリオン】 チッ、もう追いつきやがったか
【リベリオン】 悪いが、その相手はお前じゃない 生身の人間相手に、 そいつを抜くことはねぇよ
【ティバルト】 そうか… なら、その剣を抜くことなく、 死んでいくがいい!!
【ティルフィング】 ダメ…! 剣を納めてください!!
【リベリオン】 …!? 待て!!
【ティバルト】 …なんだ? 怖気づいたのか?
【リベリオン】 …前言撤回だ
【リベリオン】 ラッキーだな… 俺の自慢の武器を 見せてやれそうだぜ
【ティバルト】 なに…?
【リベリオン】 聞こえないか? あの音色が…
【デュリン】 …?
【デュリン】 なに、この音… …讃美歌?
【トト】 あ、あの音…! う、うぁ…うぁぁ…!!!
【ティルフィング】 トト!? 大丈夫!?
【リベリオン】 …悪いな、英雄 客が来たようだ
【リベリオン】 お前との闘いは 後回しにさせてもらうぜ
【ティバルト】 客だと…?
【リベリオン】 麗しき天使… “カミノツカイ”だよ
【ティルフィング】 !? な、なに…!? この圧迫感は…!?
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