20045404 パラシュストーリー 『幸福な花束の光』
【パラシュ】 …なんだろう またこれを着る日が こんな早く来るとは思わなかったよ
【パラシュ】 この時期は模擬結婚式を するシーズンなんだってね 知らなかったよ…
【パラシュ】 久しぶりに 立ち寄った町なのにね
【パラシュ】 店員さんにバッタリ会って… ちょうど良かったなんて言われて 不思議な縁もあるもんだね
【パラシュ】 それにこのドレスは… ボクが一番似合ってたから 今年も頼みたくて探してたなんて
【パラシュ】 ふふ…照れるね…
選択肢:
- とても似合ってるよ → select_label_01へ
- 立派なモデルさんだね → select_label_02へ
- このバッタリは嬉しい偶然だね → select_label_03へ
ふふ…照れるね…
select_label_01:
【パラシュ】 …あ、ありがとう 本当に照れるよ
select_label_02:
【パラシュ】 …そ、そんな 本物のモデルさんに失礼だよ
select_label_03:
【パラシュ】 そうだね 素敵な偶然だね…
select_label_end:
【パラシュ】 それにね店員さんだけじゃなく… 前回見に来ていた人が またいるみたいなんだ
【パラシュ】 その人に向かって ブーケを投げれたらって思うんだけど どうかな?
いいと思うけど あまり力み過ぎると 上手く飛ばないよ?
【パラシュ】 あ、ああ…そうだね…
【パラシュ】 力みすぎる…?
なにか引っかかった顔をしていたが パラシュは深呼吸をし、 肩の力を抜いて、ブーケを放り投げた
パラシュがあげたいと言っていた お客さんの手にそのブーケは ふわりと届いた
【パラシュ】 !! これは…!
【パラシュ】 そうか!
【パラシュ】 今みたいに…力を入れずに、 力み過ぎずに攻撃することで 刃の軌道が読みにくくなる!
【パラシュ】 見えた!ボクのさらなる奥義! 『幸福な花束の光』!!
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【パラシュ】 マスターにはいつも フォローしてもらってばっかりだね
【パラシュ】 でも、 模擬結婚式の司会者さんが 言ってた通り…
【パラシュ】 ふたりでフォローしあえる 関係が一番いい夫婦なんだって…
【パラシュ】 (ボクもそんな風な 夫婦になれたらって思っちゃった …新たな理想だよ)
【パラシュ】 さ、着替えなきゃ… お色直しのドレスは 好きなの選んでいいんだって
【パラシュ】 じゃあ、マスター 着替えてくるね!
そう言って笑顔で立ち去る彼女は 本当の花嫁のように 可憐で美しかった…
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