20047204 クロエ 『黒式・恐威断』
あれから数日後─
一人鍛錬に励むパラシュを 訪ねるマスター
【パラシュ】
うん、前より…
力のコントロールは
上手くなったと思う
入隊した頃に比べ、 彼女の表情が穏やかになったと 感じるマスター
【パラシュ】
ちょっと、そこに立ってみて
え？なにを…？
【パラシュ】
動かないで
少しでも力のコントロールを誤れば、
すぐあの世行きだから
穏やかだった彼女の表情が、 一気に鬼気迫るものとなる
【パラシュ】
たぁああああああ！！
一閃！
彼女が振り抜いた斧から 放たれる大きな光
それはマスターの身体を通り抜け、 後方の湖に激突した
【パラシュ】
どう？新奥義『黒式・恐威断』
力をさらにコントロール
できるようになったんだ
水しぶきが雨のように、 マスターを打っている
選択肢:
- は、はは…それは大したもんで… → select_label_01へ
- し…死んだかと思った… → select_label_02へ
- 精巧な…力加減のようで… → select_label_03へ
水しぶきが雨のように、 マスターを打っている
select_label_01:
【パラシュ】
良かった、そう言ってもらえて
select_label_02:
【パラシュ】
大袈裟だな、君は
select_label_03:
【パラシュ】
だろ？習得するの苦労したんだ
select_label_end:
【パラシュ】
前の主から離れ…
使い道をなくしていたボクの力を
キミが導いてくれた
【パラシュ】
これからは…
キミについていく
【パラシュ】
ブラックキラーズ
“暴食”のパラシュではなく…
【パラシュ】
キミの隊のキラープリンセスの…
パラシュとして
…と、マスターの袖を掴む彼女 その瞳は、新たな希望に満ちていた
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