20064203 ダグダストーリー 『バーストフォース』
【ダグダ】 う…大丈夫…? マスター…
【ダグダ】 待っててね…今…
【ダグダ】 …ぐ…足が挟まってて… 抜けない…
【ダグダ】 …あっ!マスター!
見ると、マスターは 胸を強打したらしく 苦しんでいる
【ダグダ】 こんな時に… なにもできないなんて…
【ダグダ】 いつも…マスターに甘えてばかり… 助けてもらってばっかりなのに…
【ダグダ】 普段は怠け者だけど… いざって時は… マスターの助けになりたいって…
【ダグダ】 ずっと、そう思ってたのにぃっ!!
ダグダの目に光る大粒の涙 それが地面に落ちた時、 奇跡が起きた
【ダグダ】 うああぁぁぁぁーーーっ!!
全身に力を込めると、 一気に馬車を持ち上げた
【ダグダ】 新技! 『バーストフォース』!!
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
【ダグダ】 待っててね!マスター!! 今、助けてあげるから! これは、ダグダの…
【ダグダ】 恩返しだよ!!
そう言って、マスターを おんぶするダグダ
それから数時間後…
彼女の適切な処置のおかげで マスターはすっかり 元気を取り戻していた
選択肢:
- ありがとう、ダグダのおかげだよ → select_label_01へ
- いざという時は…頼りになるね → select_label_02へ
- 初めてダグダにおんぶされちゃった → select_label_03へ
彼女の適切な処置のおかげで マスターはすっかり 元気を取り戻していた
select_label_01:
【ダグダ】 言ったでしょ…?恩返しだって
select_label_02:
【ダグダ】 ホントに…? そう言ってもらえて… すごく嬉しい!
select_label_03:
【ダグダ】 ホントだね!マスターって 意外と軽いんだね♪
select_label_end:
【ダグダ】 マスター… いつも、ごめんね…甘えちゃって
【ダグダ】 感謝しているのに… 素直に言えないから… だから…
【ダグダ】 サンドイッチ…作ってきたんだ 感謝と…愛情を込めて…
【ダグダ】 いっぺんには無理かもだけど… これからは少しずつ… 怠け癖、治してくから…だから…
【ダグダ】 これからも… よ、よろしくね! マスター!
顔を少し赤くして、頭を下げる姿が 妙に愛しいダグダだった しかし…、
【ダグダ】 …あ…ダメだ… ふにゃ〜
と、その場に座り込んでしまった
【ダグダ】 えへ…やっぱ慣れないことは するもんじゃないね… 力…使い果たしちゃったみたい
【ダグダ】 …え? きゃっ! ちょ…ちょっとマスター!!
【ダグダ】 い…いいよ! 恥ずかしいよ! お姫様だっこなんて…!
【ダグダ】 ね…ねぇ… マスター…
顔を赤らめ、意を決したように 目を閉じるダグダ 次の瞬間…
【ダグダ】 …! えっ!うそっ!! ダグダ…
【ダグダ】 重いっ!?
【ダグダ】 はぁ〜、やっぱ怠けすぎたか〜 こりゃ帰ったらダイエットだね
肩を落とすダグダ でも、マスターは嬉しかった
今日一日で、彼女の深い 優しさを感じることが できたのだから
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