20064204 ダグダストーリー 『バーストセンシズ』
あれから一ヶ月が過ぎた
【ダグダ】
…あ、マスタ~
【ダグダ】
え?
今からランチ…?
【ダグダ】
うぅ…いぃ
我慢する
【ダグダ】
だって、この前
マスターに重いって
言われたから
【ダグダ】
あれから毎日、
ダイエットしてるんだよ!
【ダグダ】
えぇ!?気にしなくていいって…!?
マスターが言ったんでしょ!
だから、がんばってるのに~!もう
【ダグダ】
でも、なんでか…
【ダグダ】
痩せないんだよね~
…はぁ
確かに見た目は、 さほど変わったようには見えない
【ダグダ】
…あ!
今、変わってないって
思ったでしょ!?
【ダグダ】
あのね~、変わったんだよ!!
これでも!!
【ダグダ】
何が変わったかって…?
それは…
【ダグダ】
!!
突然、真剣な眼差しになる 木の上からトゲトゲのイガグリが、 彼女の頭目がけて落ちてきた…
【ダグダ】
ハァッ!
カコーン! 彼女は見事、棍棒で ホームランを打つのだった
【ダグダ】
ね?変わったの!
お腹空いてピリピリしてたら…
【ダグダ】
いつの間にか
防衛本能がアップしたみたい!
【ダグダ】
これはダグダの新必殺技
『バーストセンシズ』だよ!
ダイエット生活の中で、 彼女はスキルのパワーアップに 成功していた
【ダグダ】
ダイエットが成功しなかったのは
残念だけど…
【ダグダ】
でも、このスキルがあれば
マスタ-のこと、守れるよね!?
【ダグダ】
あ、あのね…
元気な口調から一転、 彼女が顔を赤くした
【ダグダ】
ダイエットしたのは…
マスターに…
【ダグダ】
褒められたいから
【ダグダ】
なのに、変わってないなんて…
ひどいよ、マスター
いじらしい瞳で見つめてくるダグダ
マスターは彼女に近づき、 ある行動に出た
【ダグダ】
きゃっ!
ちょっと…!
急にそんな…
【ダグダ】
お姫様だっこなんて…!
選択肢:
- あれ?変わったみたいだね、体重 → select_label_01へ
- うん、僕の目が節穴だったみたい → select_label_02へ
- 前と全然違うみたい → select_label_03へ
お姫様だっこなんて…!
select_label_01:
【ダグダ】
そんな気を使わなくていいよ~!
select_label_02:
【ダグダ】
ウソ!体重減ってないのに~!
select_label_03:
【ダグダ】
これでも…1キロは減ったんだから!
select_label_end:
【ダグダ】
マスター…
でも…恥ずかしいけど…
【ダグダ】
嬉しい
【ダグダ】
すぐグダグダしちゃう
怠け者のグダグダグダだけど…
【ダグダ】
マスターのことは…
【ダグダ】
なにがあっても守ってあげるからね♪
【ダグダ】
今度はダグダがマスターのこと、
包んであげるから!!
肩を落とすダグダ でも、マスターは嬉しかった
今日一日で、彼女の深い 優しさを感じることが できたのだから
正直言うと、彼女の体重は そんなに変わっていなかった
でも自分を想ってくれる優しさは、 前以上に増していると感じる マスターだった
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