20065203 ダグダ_教師ストーリー 『さぽーとメガホン』
【ダグダ】 あらら… マスター君ったら いきなりペースあげちゃって…
マスターは懸命に さっきよりもずっと真剣に トラックを周回していた
適当に走る生徒 歩いている生徒に流されず 横をすり抜けてもくもくと走る…
【ダグダ】 ちょっとちょっと~! 君…真面目に頑張るのはいいけど! 急に…どうしたの?
選択肢:
- 自分で考えて行動しただけです → select_label_01へ
- マラソンの練習なんだから当然です → select_label_02へ
- これが自分のペースですから → select_label_03へ
ちょっとちょっと~! 君…真面目に頑張るのはいいけど! 急に…どうしたの?
select_label_01:
【ダグダ】 え…どういう、こと…?
select_label_02:
【ダグダ】 それはそうなんだけど…
select_label_03:
【ダグダ】 ほんとに?ちょっと無理してない?
select_label_end:
【ダグダ】 あ、こら~! 先生の話を聞きなさ~い! 質問に答えなさ~い!
【ダグダ】 …あんなに一生懸命走っちゃって まるで、誰かに背中を 見せようとしてるみたい…
人は誰しも 流されやすい部分を持っている
ゆるい雰囲気に流されているだけなら その空気を誰かが変えればいい マスターはそう思ったのだった
【ダグダ】 まったくカッコつけちゃって… ま、男の子はそうでなくっちゃね♪
【ダグダ】 いいね~マスター君! もしかして一位狙っちゃってる? その走りなら行けるかもね~
【ダグダ】 一生懸命な子は大好きだぞ~♪ うんうん、いい走り! これはホントに優勝しちゃう~?
ダグダはマスターに向かって 声援を送り始めた 生徒たちの視線が集まる
一人、二人とペースを上げる マスターに続け、負けるなと 真面目になり始めたのだ
【ダグダ】 自主性は大事だけど… 何もかも任せちゃうのは よくないのかもね
【ダグダ】 教師たるもの その子らしい自主性が育つよう 導いてあげるのも仕事なんだな~…!
【ダグダ】 『さぽーとメガホン』 よ~し、どしどし背中押しちゃうよ♪
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
スイッチが入ってしまったのか 熱血教師化するダグダ先生 突然の展開に置いていかれる生徒…
【ダグダ】 なにきょとーんしてるの! ダグダ先生の話聞いてる? はい、返事~!!
やる気を出してくれたのは うれしいのだが…バランスって 難しいと思うマスターだった
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