20131203 レシェフストーリー 『光焔の見切り』
すっかり陽も暮れ、店を出る2人
【レシェフ】 今日は…
【レシェフ】 ありがとう…話を聞いてくれて 少しだけ… 心が軽くなった気がするよ
【レシェフ】 …あ!あれ見て、マスター!
彼女が指差した先には、 閉店間際の帽子屋さんが
【レシェフ】 …まずい! 急がないと、 閉まっちゃうみたい!
そう言うや否や、 物凄いスピードで店に駆けて行く彼女 あんなのは戦闘でも見たことがない
【レシェフ】 こ、こんなのは柄じゃないから 照れるけどさ…
【レシェフ】 はい、これ 今日の…お礼…
顔を赤くしながら、 マスターに帽子を手渡すレシェフ
選択肢:
- 今の…スピードは…? → select_label_01へ
- 今まで…隠してた…? → select_label_02へ
- どうして急にそんな動きが… → select_label_03へ
顔を赤くしながら、 マスターに帽子を手渡すレシェフ
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【レシェフ】 …え?そういえば…自分でもビックリ
select_label_02:
【レシェフ】 そ、そんなつもりは…なかったけど
select_label_03:
【レシェフ】 自分でも分かんないよ…でも…
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【レシェフ】 初めて…誰かのために 何かをしようとしたら… 体が勝手に…
【レシェフ】 これって…新奥義かな? 名前は… 『光焔の見切り』って感じ!
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
改めて礼を言い、 帽子を受け取るマスター
【レシェフ】 …え?お返し…?
【レシェフ】 …!これ…
彼女が帽子を選んでいる間に、 髪飾りを買っていたマスター
【レシェフ】 誰かのためになにかをして… その気持ちを返してもらえるって… こんなにも嬉しいんだね
【レシェフ】 これで… 疫病神も卒業できるかな…?
【レシェフ】 本当に…ありが…
つけてあげるよ、 と髪飾りを彼女の頭に しようとするマスター
【レシェフ】 …ちょっ!こ、子供じゃないんだし、 自分でできるって! もう…!
顔を真っ赤にして怒るレシェフ その愛らしさは疫病神どころか まるで女神のようだった
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