20131204 レシェフストーリー 『煌炎のゆらめき』
あれから数日後─
隊の姫達から呼び出されるレシェフ
【レシェフ】 …なに? なんか文句でもあるわけ?
にらみを利かせるレシェフ 姫のうちの一人が懐に手を入れる
【レシェフ】 …!あたしとやろうっての!?
【レシェフ】 結局、あたしは… 疫病神扱いってことか…
一瞬、悲し気な目を浮かべるも…
【レシェフ】 いいわ! まとめて相手になってあげ…!
次の瞬間─
【レシェフ】 …!
【レシェフ】 …え?
【レシェフ】 そ、それ…あたしに…?
姫達が取り出したのは、 可憐な髪飾りだった
【レシェフ】 え? もうすぐこの隊に加わって 1年経つから…?
誰もきみのこと、 疫病神だなんて 思ってないんだよ
【レシェフ】 …!マスター…
みんな、きみのこと… 大切な仲間だと思ってるよ とマスターが告げる
【レシェフ】 あたしが勝手に… そう思い込んでただけ…?
【レシェフ】 で、でも、あたしって…! わがままだし… それに自分勝手だし…
選択肢:
- 他の姫もそうでしょ → select_label_01へ
- 完璧な人なんていないから → select_label_02へ
- でも戦闘で一生懸命なの知ってるから → select_label_03へ
で、でも、あたしって…! わがままだし… それに自分勝手だし…
select_label_01:
【レシェフ】 …!みんな…短所はあるってこと?
select_label_02:
【レシェフ】 い…今のままでも…いいの…?
select_label_03:
【レシェフ】 みんな…わかってくれてたの…?
select_label_end:
でも、嫌われ者だって決めつけて、 みんなと打ち解けようとしないのは 良くないからね!
姫の一人が、笑顔交じりに忠告する
【レシェフ】 う…うん…
【レシェフ】 …ぁ…ありがとう…!
髪飾りを握り締めるレシェフ 次の瞬間、 彼女の中でなにかが弾けた
それは新たなるスキル 『煌炎のゆらめき』 誕生の瞬間だった
【レシェフ】 みんなの思いやり…
【レシェフ】 最強のお守りをもらった気分だよ へへっ…これがあったら百人力だね
【レシェフ】 今度は、あたしがみんなを…
【レシェフ】 守ってあげるからね!!
戦う理由を見つけたレシェフ その瞳は歓びで、 烈火の如く燃え盛っていた
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