20162203 シタストーリー 『ワンプレイスボム』
あれ以来、シタからの プレゼントはなくなった
「いつも貰ってばかりで悪いよ」 そうは言ったものの、 少し寂しさを感じるマスター
そんなある日…
【シタ】
マスター♪
シタに呼び止められる 振り返ってみると…
選択肢:
- ど…どうしたの、それ!? → select_label_01へ
- な、何だい、それは…? → select_label_02へ
- ど、どこでそれを…? → select_label_03へ
シタに呼び止められる 振り返ってみると…
select_label_01:
【シタ】
えへへ〜、いいの見つけました!
select_label_02:
【シタ】
えへへ〜、ビックリしました?
select_label_03:
【シタ】
えへへ〜、街中探しました!
select_label_end:
【シタ】
わたしからマスターへの…
超特大スペシャルプレゼントです!
【シタ】
今までは楽しくて、
何度も何度もマスターに
プレゼントしてました
【シタ】
でも…思ったんです
【シタ】
細かく何度もプレゼントするより、
ここぞという時に大きなプレゼントを
する方が喜ばれるんじゃないかって!
【シタ】
プレゼントも当たり前になるより…
特別なものになる方が
嬉しいですよね!?
【シタ】
えへへ…実は、家庭菜園で
せき止められた土に溜まっていく
水を見て、そう思ったんです
照れながらも素直に 「嬉しいよ」と 答えるマスター
【シタ】
よかったぁ
マスターが喜んでくれると…
わたしも嬉しいです♪
【シタ】
なんだろ…この感覚って…
奥義に使えるかも知れません
【シタ】
敵を一箇所に溜め込んで一気に殲滅!
…って、怖いですか?あは
【シタ】
とにかく新奥義
『ワンプレイスボム』
完成です!
それはまさしく、 彼女が新たなるスキルに 目覚めた瞬間だった
「それで、これは何の プレゼントなの?」 とシタに質問するマスター
【シタ】
はい!マスターがこの世界に来て…
1年記念日ですよ♪
もう1年になるんですね
「ありがとう」とマスターが微笑む
【シタ】
いえ!これからも
よろしくお願いしますね、
マスター♪
「ところで…重たくない?」 と、尋ねるマスター
【シタ】
えっ!?やっぱり…
重たいですか、わたしって!?
「そうじゃなくて…そのプレゼント」 と、彼女が抱える包みを指差す
【シタ】
大丈夫です!
いつもおっきい斧を持ってますし!
それに…
【シタ】
マスターのことを想うと、
これぐらいへっちゃらです!
【シタ】
…あ、こういうのが重いんですかね?
えへへ
照れ笑いする彼女の笑顔は、 とても愛おしかった
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