20192202 MAIちゃん まってろ、ねこちゃん!
【シユウ】
たすけをよぶこえがするぞ!!
そう言ったかと思うと、 突然駆け出すシユウ
子どもとは思えぬ脚力に 必死に付いて行くマスター
【シユウ】
あ!あのこなのだ!!
たすけをもとめていたのは!!
シユウが指さした先には…
にゃぁ…
と心細そうに鳴く子猫が
【シユウ】
たかいたてものにのぼったけど、
おりられなくなったんだな!
こどものころには、よくあるのだ!!
お前も子どもだろ! と、心の中でツッコむマスター
【シユウ】
まかせるのだ!
シユウがいま…
たすけてあげるのだ~っ!!
ぶん!と、 大斧を振り上げるシユウ
選択肢:
- 塔ごと切り倒すつもり!? → select_label_01へ
- そんなことしちゃダメだよ! → select_label_02へ
- むちゃくちゃだよ、シユウ! → select_label_03へ
ぶん!と、 大斧を振り上げるシユウ
select_label_01:
【シユウ】
そのと~り!!…え?ダメ?
select_label_02:
【シユウ】
なんで?どうして?なんで!?
select_label_03:
【シユウ】
なにがむちゃくちゃなのだ!?
select_label_end:
マスターに止められ、 斧をおろすシユウ
発想のむちゃくちゃさまで、 こっちのシユウと同じだな… 額に汗を垂らすマスター
【シユウ】
じゃあ、どうすればいいのだ?
【シユウ】
あんなとこまで、
のぼっていけないぞ?
にゃぁ…と鳴き続けている子猫
【シユウ】
ねこちゃん、かわいそうなのだ!
ますた~!どうすればいい!?
う~ん… 解決策を練ろうとした瞬間
【シユウ】
…あ!
【シユウ】
思い出した!!
え?なにを…? 別世界での…記憶? マスターが尋ねる
【シユウ】
このやりかたなら…
ねこちゃんをたすけられるのだ!!
大きな瞳が爛々と輝き始めた
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