20211301 ピンキーストーリー 誰がイモムシじゃーい!
【ピンキー】 ♪♪♪
平原の中、 一人楽しそうに 踊っているピンキー
でも、何かいつもと ダンスの雰囲気が違うけど…
少し気になりながらも、 マスターは彼女に声を掛けた
【ピンキー】 あ、マスター! おはんきー♪
いつも元気だね 見ているこっちまで元気になるよ と微笑みかけると、
【ピンキー】 もうー!それイヤなの!!
えぇ!? 楽しそうに踊っていたのに、 いきなり機嫌が悪くなるピンキー
【ピンキー】 今のって…言い換えると 子供っぽいってことだよね? そうだよね!?ね!?
【ピンキー】 ピンキーはね…
【ピンキー】 子供はヤなの! オトナになりたいの!
【ピンキー】 だからオトナを意識した セクシーな振り付けで 踊ってたんだよ!
【ピンキー】 どうだったマスター? ピンキーオトナっぽかった? 興奮しちゃったんじゃない?
と、挑戦的な眼差しで見つめてくる
オトナを意識してたのか… ウネウネ動いてたから、 てっきりイモムシを意識してるのかと
【ピンキー】 誰がイモムシじゃーい!!
【ピンキー】 ピンキーはオトナの女を 目指してるんだってば!!
顔を真っ赤にして怒る彼女
マスターは気になったことを 彼女に尋ねてみた 「でも、オトナって…なに?」
【ピンキー】 え?それは……
【ピンキー】 …なに?
こっちが聞いてるのに
【ピンキー】 う~、わっかんない! でも… オトナになりたいの~!!
まるで駄々っ子のような叫びが、 青い空にこだました
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