202210131 限定クエスト ハロウィンイベント 終末Hallowe’en ストーリークエスト 終末Hallowe’en 4 - 終末Hallowe’en-3 終末Hallowe’en-3 終末Hallowe’en-3
【パラシュ】 …それで、忙しいボクを捕まえて 迷子の面倒を見てほしいって?
【ギャラルホルン】 迷子…なのかしら お母さんは探してるけど 道に迷った訳ではないみたいだし…
【ギャラルホルン】 と、とにかく パラシュの力を借りられれば って思って来たのだけれど…
【パラシュ】 子供が母親を探しているということは 母親も子供を探している という可能性が高い
【パラシュ】 中央通りに設置した 迷子センターに連れて行けば いずれは母親に会えるだろう?
【ギャラルホルン】 そうなのかもしれないけど… でも、何か変なの パラシュにも話を聞いてほしくて
【パラシュ】 …君がそこまで言うってことは ただの迷子じゃないって ことなんだね?
【男の子】 ――気付いたらここにいたんだ でも、ぼくひとりだったから お母さんをさがしてて…
【ギャラルホルン】 あら、包帯は取っちゃったのね? オバケの仮装、かわいかったのに
【男の子】 うん、動きづらくて
【パラシュ】 今のところ話を聞く限りでは ただの迷子のように思えるんだが…
【男の子】 ぼくね、この町のこと ここのハロウィンのこと知ってるんだ
【ギャラルホルン】 そうなの、探してるお母さんが この子に教えていたんだって
【パラシュ】 母子共にこの町のハロウィンを 知っていて、この子は気付いたら ひとりでここにいて…
【パラシュ】 たしかに要素を繋ぎ合わせてみると 仮定としてではあるけれど ひとつの可能性が浮かんでくる、か
【男の子】 ぼくしんじゃったんだ
【ギャラルホルン】 …………
【パラシュ】 …強く否定もできないな
【男の子】 でも、いいんだ! この町ならお母さんに会える ってわかってるからね!
【パラシュ】 いやずいぶんと前向きだな!? そうすぐに切り替えられるものか…?
【ギャラルホルン】 けどね、パラシュ だからこそ、お母さんに今すぐ 会えないのはとても寂しいと思うの
【パラシュ】 うぅむ…釈然としないところも あるけれど困っている人を助けたい というギャラルの気持ちは汲みたい
【ギャラルホルン】 それって…
【パラシュ】 ボクも手伝うよギャラル 町で起きたアクシデントの 対応は警備隊の役目だからね
【ギャラルホルン】 パラシュ! アナタならきっとそう言ってくれる って信じていたわ!
【パラシュ】 それに、例年のことで 警備隊はボクがいなくても 回るようになってきているしね
【パラシュ】 さてと、やると決めたものの 方針も定めないと無駄足を踏むだけだ
【ギャラルホルン】 そうね それじゃあ、お母さんは この町について詳しいのかしら?
【男の子】 お母さんも来たことはなかったみたい
【パラシュ】 となると…
【パラシュ】 ギャラル、この町に来るのが はじめてだとなると厄介かもしれない
【ギャラルホルン】 どうして?
【パラシュ】 生者の側は死という悲しみに 対して様々な感情を抱くものだ
【パラシュ】 この町にいれば会えると思っていても いざとなったら怖気づいて 町を離れてしまうことも少なくはない
【ギャラルホルン】 そんなことないわ!
【男の子】 …?
【ギャラルホルン】 ご、ごめんなさい大きな声を出して
【パラシュ】 あの子自身のことと同じく 可能性の話をしたまでのこと 君の想いを否定したかった訳じゃない
【ギャラルホルン】 そうよね、でも…
【パラシュ】 もちろんだ 可能性だけで諦めるなんて ボクがボク自身を許さないよ
【男の子】 お姉ちゃん達、どうしたの?
【ギャラルホルン】 ごめんね ちょっとお話していたの
【ギャラルホルン】 そうだ、この町がはじめてなら お母さんのこと探しながら 案内してあげようか?
【男の子】 え、いいの!?
【ギャラルホルン】 もちろん!
【ギャラルホルン】 お母さんもはじめてなら いろんなところに行った方が はやく見つかるかもしれないしね
【ギャラルホルン】 そうと決まれば出発よ!
【パラシュ】 …………
【パラシュ】 ボクは何が引っ掛かっている? あの子もそうだけど…
【パラシュ】 ギャラル…君はどうして…
Next: 202210141