202210160 限定クエスト ハロウィンイベント 終末Hallowe’en ストーリークエスト 終末Hallowe’en 7 - 終末Hallowe’en-ED 終末Hallowe’en-ED 終末Hallowe’en-ED
【パラシュ】 さて、大変なことになった
ハロウィンの翌日 ギャラルホルンはパラシュに 火急の用だ、と呼び出されていた
【ギャラルホルン】 何かしら?
【パラシュ】 ボク達の言い合いの結論はさておき 結果として笛を吹くのが遅れた訳だ
【ギャラルホルン】 …う、そうね
【パラシュ】 その結果こちら側に 死者の国からの影響が残ってしまった
【ギャラルホルン】 えと、ごめんなさい…?
【パラシュ】 誰がどうと責を問うつもりはないよ けど、ボクだって今回の一件の 要因のひとりなのも事実だ
【パラシュ】 よって、尻ぬぐいをする為に 旅に出ようと思うんだ
【ギャラルホルン】 そんな、ギャラルが 笛を吹くのを遅らせたのが 原因なのになんでパラシュが…
【パラシュ】 それは先に言った通り、 事に居合わせたボクにも原因がある と考えているからだから気にしないで
【パラシュ】 それに、この町のハロウィンで 起きた出来事の対処は警備隊である ボクの役目に他ならない
【ギャラルホルン】 そ、そうだけど… でも警備隊のお仕事はどうするの?
【パラシュ】 それはもうみんな頼れる連中だから ボクがいなくたって問題ないさ
【パラシュ】 ここのハロウィンに固執しなくても ギャラルはもう大丈夫だろうしね
【ギャラルホルン】 …!
【パラシュ】 ま、一度始めたことだから 投げ出さず毎年やり遂げてほしい と考えてはいるけどね
【パラシュ】 でも、それ以外は時間があるだろう?
【ギャラルホルン】 …ありがとうパラシュ アナタには何から何まで 助けてもらったわね
【パラシュ】 構わないよ ここまで付き合いが長いと もう友達のようなものだからね
【ギャラルホルン】 ふぇっ…! オトモダチ…そ、そっか ふへへっ
【ギャラルホルン】 そんなパラシュの 想いに応えられるように ギャラルも頑張ってみる!
【パラシュ】 あははっ!
【ギャラルホルン】 な、何がおかしいのかしら?
【パラシュ】 無理にレディを気取るより そうやって頑張ろうとする姿の方が 君には相応しいと思ってね
【ギャラルホルン】 も、もう! レディに対して失礼ね!
【パラシュ】 おや、褒めたつもりだったんだけど…
【ギャラルホルン】 …………
【パラシュ】 …………
【ギャラルホルン】 …ぬひひひひっ!
【パラシュ】 あはははっ!
【パラシュ】 …それじゃ、ボクは行くよ ハロウィンにまた会おう
【ギャラルホルン】 うん、改めてありがとう、パラシュ!
【ギャラルホルン】 ギャラル達も行きましょうか
【男の子】 …ホントに一緒に行っていいの?
【ギャラルホルン】 ぬひひ、もちろんよ アナタのことはお母さんに 託されたようなものなんだから
【男の子】 そう、かなぁ…?
【男の子】 けど、うん お母さんに頑張るって言ったけど どうしたらいいかわかんないし…
【ギャラルホルン】 大丈夫 これから行くところで きっと答えを見つけられると思うわ
【男の子】 どこに行くの?
【ギャラルホルン】 ギャラルのオトモダチが 孤児院をやっているの
【男の子】 お姉ちゃんの友達のところ… それなら行ってみたい!
【ギャラルホルン】 ぬひひ、そのオトモダチはね ギャラルをひとりにしないで いてくれた優しいお友達なのよ
【ギャラルホルン】 だから、きっとアナタのことも ひとりでさみしくなんてさせないわ!
【ギャラルホルン】 何より、ギャラルが久しぶりに 会いたいなーって思ってるくらい!
【男の子】 それお姉ちゃんの都合?
【ギャラルホルン】 そ、そんなことはないわ! さぁ行きましょう!
ふたりは歩き始める
不安も入り混じった 未来への期待を胸に それぞれの旅路を――
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