202292080 シークレットリーエバーアフター(Secretly Ever After)(SEA編) 第4章 それでも信じて踏み出す者達へ 第1話 それでも信じて踏み出す者達へ-8
【イージス】 まんまとしてやられたな…
【オルフェウス】 ヒョウハもいなくなるし、 もう無理…
【オルフェウス】 そういえば、イージス 何しに来たんだっけ?
【イージス】 私は貴様らに警告しに来たんだ! それなのに…
【オルフェウス】 ごめんって ちゃんと話聞くから
【ミーミル】 イージスさん 私達にも聞かせていただけますか?
【イージス】 貴様は、ミーミルと名乗っていたな そっちにいるのは…隊長っ?
【イージス】 そ、そうか… あなた達になら話してもいいだろう
【イージス】 さっきも言いかけたんだが、 未曾有の危機が迫っているんだ
【オルフェウス】 未曾有の危機とか、 盛りすぎっしょ ウケるんだけど~
【イージス】 盛ってなどいない! オルフェウス、見たところ貴様も 神令の記憶を取り戻しているな
【オルフェウス】 フォルセティのこと? どのくらい前だったかな~ 力が使えるようになったし
【オルフェウス】 あ、ミーミル 神令っていうのはね
【ミーミル】 はい、存じております 記憶のことはティルフィング様に 教えていただきました
【ミーミル】 個人差があるようですが、 前世での記憶や力を取り戻された 方々もいらっしゃるのだと
【イージス】 うむ 私も少し前からヘルの力を感じる ようになった
【イージス】 ヘルは「死者の平穏を守る」神だ 「死」には自ずと敏感になる
【オルフェウス】 そ、マ? ホラーみ、あるっしょ
【イージス】 幽霊が見えるようになるとか、 そういうことではないからなっ もっと、こう…
【イージス】 生命力が低下している者が分かるとか そういう感じだったんだ ところが…
【イージス】 急に、この町から「死」の気配を 強く感じるようになった 驚いたぞ
【イージス】 かなり離れたところにいた私にも 感じ取れるほどのものだったからな
【ミーミル】 「死」の気配とは、 どのようなものなのでしょうか?
【イージス】 ええと… 説明が難しいな こう…オーラが見える感じで…
【オルフェウス】 オーラ! アガる~っ
【オルフェウス】 で、イージスは急いでこの町に 来たってこと?
【イージス】 その前に、フォルカスとも話した あいつもヘルの力を感じるように なっていたんだ
【イージス】 私だけでなくフォルカスも「死」の 気配を感じていたから、どうやら 気のせいではないと結論づけて…
【イージス】 私がここに来たというわけだ
【イージス】 フォルカスには、 ティルフィングに現状を 伝えに行ってもらった
【ミーミル】 なんと!? 連絡が行き違ってしまったようですね
【イージス】 では、 あなた達はティルフィングに 言われて、ここに?
【ミーミル】 はい イージスさん、この町から感じた 「死」の気配について…
【ミーミル】 何かお分かりになりましたか?
【イージス】 ああ それなら、ついさっき確認した
【イージス】 「死」の気配の正体…それは!
【イージス】 ロジェスティラだ!
【オルフェウス】 ええええっ! ロジェっちが「死」のオーラ 出してるってこと?
【オルフェウス】 それってロジェっち、ピンチっしょ! 早く何とかしないとっ
【ミーミル】 まさか…このままだと ロジェスティラさんが死んでしまう…?
【イージス】 待て 何度も言っているだろう 未曾有の危機だと
【イージス】 ロジェスティラが死ぬのも大問題だが 事態は更に深刻だ
【イージス】 ロジェスティラを中心に 「死」の気配が強まり続けている
【イージス】 もし、あれが世界中に 解き放たれてしまえば… 全てが「死」に包まれる
【イージス】 つまり、あらゆる生き物が 死に絶えるということだ
【オルフェウス】 そんなの… 未曾有の危機っしょ!
【イージス】 だから、そう言っているだろ! 早急に対処しなければならないんだ
【オルフェウス】 イージス! あたし、何をすればいいっ?
【イージス】 それなんだが… 私にも、まだ解決策が分からないんだ すまん…
選択肢:
- ロジェスティラを探そう → select_label_01へ
- イチイバルを追おう → select_label_02へ
まだ解決策が分からないんだ
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【オルフェウス】 リーダー、それな! ロジェっちを見つけないと 始まんないっしょ!
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【イージス】 なるほど イチイバルも何か 企んでいるようだからな
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【ミーミル】 では、皆さん 急ぎましょう
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