210024214 レーヴァテイン 海上遊戯・木陰の平穏
マスターとレーヴァテインは 今日も公園へやってきた
【レーヴァテイン】 ん~っ、つかれた… はやくおひるねしよ…
【レーヴァテイン】 マスター、 レジャーシートだして? あとクッションも…
【レーヴァテイン】 私はこっちもつから、 マスターはそっちをおねがい
マスターのお世話を 嫌がっていた彼女だが、 最近はだんだん受け入れはじめ…
手助けが欲しいときには 素直に甘えるようになった
【レーヴァテイン】 よし… これできもちよくねむれる…
【レーヴァテイン】 …マスターもいっしょにねる? となり、あいてるから…いいよ
【レーヴァテイン】 ふーん…そっか 私のこと、みまもっててくれるんだ
【レーヴァテイン】 …マスターがそうしたいなら、 すきにすればいいよ
【レーヴァテイン】 それじゃ、私ねるから… ふわぁあぁ…
【レーヴァテイン】 …ふふっ おやすみ…マスター…
眠りに落ちていく レーヴァテインの心は、 やさしい想いに包まれ…
あたたかい心の奥に、 『海上遊戯・木陰の平穏』が 宿るのだった
【レーヴァテイン】 ふあぁ~あ… よくねたぁ…はふ
目覚めたレーヴァテインが、 寝ぼけた様子であくびをする
両目をこすりながら、 隣にいるマスターのことを見て…
【レーヴァテイン】 んん~… おはよう、にいさん…
【レーヴァテイン】 …あれ? いま私、なんて…はっ!!
【レーヴァテイン】 い、いまのなしっ!! まちがえてよんじゃった だけだから!
【レーヴァテイン】 な、なにわらってるのっ… もういい、 マスターなんかしらない!
顔を真っ赤にした レーヴァテインが、 ひとりで公園から去っていく
さっと後片付けをしつつ、 マスターはその背中を のんびりと追いかけていった…
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