210031101 デュランダル 淑女のひととき
【デュランダル】
涼しい風…心地よい波の音…
雲一つない、満天の空…
【デュランダル】
そしてなにより
どこまでも透き通った、青い水～！
【デュランダル】
ふふっ、これこそ
淑女の嗜みなのです♪
今日は気分を変え、ジャングル内でも 日光が燦燦と降り注ぐ 湖のほとりで過ごすことに
水着姿のデュランダルとマスターは パラソルの下で休暇を満喫していた
【デュランダル】
なんて優美な時間…
マカロンも紅茶も格別なのです！
のんびりとした時間が続く中 一瞬、強い風が吹いた
【デュランダル】
きゃっ…！
【デュランダル】
…あっ！
パ、パラソルが傾いてるのです！！
【デュランダル】
こっ、これでは
陽が当たってしまうのです～っ！
そんな大げさな… と、言いつつマスターは パラソルを定位置に戻す
【デュランダル】
ふぅ…
ありがとうなのです、マスター！
でも、せっかく湖に来たのに どうして水に入らないの？
先ほどからパラソルから 出てこないデュランダルに マスターは疑問を投げかける
【デュランダル】
べ、別に…
みっ水着だからといって
泳ぎたいわけではないのです…！
【デュランダル】
よいですか、マスター？
淑女たる者、水辺に来たのだから
場に則した着こなしをしなくては！
【デュランダル】
しかし、日焼けは大敵…！
泳いだりなんてしようものなら
気づかぬ間に真っ黒になるのです！
【デュランダル】
淑女たる者、プライドを持ち
白く美しい身体を保つことが
なにより大事なのですわ！
そういいながら マカロンを食べる手は 止めていないが…
【デュランダル】
まっ、マカロンはいいのです！
だって小腹も満たされるし…
【デュランダル】
それに
こんなに、とぉ～～っても
美味しいのですよ？
理由になっていない気がするが…
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