210031102 デュランダル 淑女の優しさ
【デュランダル】
紅茶とぴったしのマカロンに
マスターからいただいた
ティーカップ…
【デュランダル】
はぁ～、なんて幸せな時間…♪
【デュランダル】
マスターも
よろしければ
おひとつどうぞ♪
選択肢:
- そんなに食べたら太るよ → select_label_01へ
- じゃあ頂こうかな → select_label_02へ
- せっかくだし泳がない？ → select_label_03へ
マスターも よろしければ おひとつどうぞ♪
select_label_01:
【デュランダル】
ななな、なんてことをいうのです！
だからといって
今日は運動しないのです！
select_label_02:
【デュランダル】
どうですか、マスター！
え？食べたら動いたほうがいい？
今日は身を慎む日なのですよ？
select_label_03:
【デュランダル】
今日はもう泳がないと決めたのです！
select_label_end:
意地でも水に入ろうとしない彼女 そんなに日焼けが嫌なのだろうか
あんなにはしゃいで 遊んでる子供たちもいるのに
…あれ？
【デュランダル】
…！
なにか様子がおかしいですわ
よくみると子供たちは はしゃいでるのではなく 困って焦っているようだ
【デュランダル】
大変！
あんなに遠くまでビーチボールが
風で流されているのです！
湖の中央の方まで流されている あれだけ遠くまでいったら もう取り戻すのは相当大変そうだ
【デュランダル】
そんな…
さっきまであんなに楽しく
遊んでいたのに…
「せっかく遊びに来たのに…」 遠くから子供たちの悲しそうな声が 響いてくる
その声を聞いて デュランダルは決断した
【デュランダル】
人が悲しんでいる姿は
見過ごせないのです
【デュランダル】
ええ、そうです…
だって、わたくしは
淑女なのですもの！
デュランダルはぎゅっと拳を握り 軽く身体を動かして深呼吸をする
【デュランダル】
…マスター
マカロンが風で落ちないよう
しっかり見張ってて欲しいのです！
彼女はそういいながら 気品あふれる凛々しい一歩を パラソルの外へ踏み出す
そして 目にも止まらぬ速さで駆け抜けると 颯爽と湖へ飛び込んだ
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