Phantom of the Kill

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210061101 ナーゲルリング 一人離れて

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sea_jungle_day.png

みんなと共に川辺へ涼みに やってきたマスター

冷たい川の水にはしゃぐ姫たち それに混じって遊ぶものの さすがに疲れてしまったマスター

川から上がり休もうかと思ったのが そこでふと…ナーゲルリングが いないことに気づく

いったいどこに行ったのだろう? マスターは彼女を探しに 少し出歩くことにした

2100611.png 【ナーゲルリング】 むむむ…! また逃げられました…

川べりにしゃがみこみ ゴソゴソと何かをしている 彼女の姿を見つけた

どうやら川の水に手を入れて なにかを探しているようだ…

2100611.png 【ナーゲルリング】 あともう少しだったのに… 本当に、すばしっこいですね

彼女の背中に向かって なにを探しているのかと 声を掛けるマスター

2100611.png 【ナーゲルリング】 それはもちろん…って、マスター!?

2100611.png 【ナーゲルリング】 急に後ろから来て… 驚かさないでくださいよ…

2100611.png 【ナーゲルリング】 本当にびっくりしました… 心臓に悪いです…

驚かせてしまったことを謝り なにを探してたの? とマスター

2100611.png 【ナーゲルリング】 な、なんでもいいでしょ… マスターには関係ないです…

2100611.png 【ナーゲルリング】 そもそもマスターは どうしてここに来たのですか?

2100611.png 【ナーゲルリング】 わ、私を探しに来たって… どうしてそんなことを…

2100611.png 【ナーゲルリング】 マスターはコテージで 他の子たちと楽しく 話してればいいじゃないですか…

2100611.png 【ナーゲルリング】 それとも私のことを 子ども扱いでもしているのですか?

2100611.png 【ナーゲルリング】 そうだとしたら… やめてください…

2100611.png 【ナーゲルリング】 マスターに心配される 覚えはありませんから…

まるで自分から遠ざけるようなことを 口にするナーゲルリング

水面を見つめている彼女は、 どこか寂しそうだと感じた マスターであった

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