Phantom of the Kill

Story scripts of Phantom of the Kill (ファントム オブ キル)

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210121101 アダマス 早く足置きになりなさい

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sea_resort_day.png

アダマスにプールへと 呼び出されたマスター

急いで駆けつけると、アダマスは リクライニングタイプの ビーチチェアでくつろいでいた

2101211.png 【アダマス】 やっと来たわね さ、そこへ跪きなさい

マスターが到着するなり アダマスは言い放つ

2101211.png 【アダマス】 …なにを戸惑っているの? 床が熱いから足置き台になれと 言ってるのよ

ピンヒールサンダルを 履いてるじゃないかと マスターは抗議するも…

2101211.png 【アダマス】 この程度の高さのヒールじゃ 反射熱を防げないわ それに――

2101211.png 【アダマス】 あたしのおみ足に触れられて あんたも嬉しいでしょ? さ、早く

こんな熱い床に膝をつくなんて たまったもんじゃない と、あたりを見回すマスター

プールサイドに足置き台が ある事に気づき、それを持ってきて 彼女に差し出す

2101211.png 【アダマス】 なにこれ…? あんたに四つん這いになれ って言ったんだけど?

アダマスは不満げに言うも こっちのほうがきっと足が楽だよ! と、必死でマスター薦める

2101211.png 【アダマス】 ふぅん…まぁいいわ

足置き台を使うアダマスを見て ほっとするマスター

2101211.png 【アダマス】 じゃあ、飲み物持ってきて 空になってるのが見えない? ほら、早く

2101211.png 【アダマス】 私の好み わかってるわよね?

2101211.png 【アダマス】 それとも…お仕置きされるために わざと間違って買ってくるかしら?

そう言ってアダマスは 悪魔の微笑を浮かべる

マスターは首を横に ぶんぶんと振りながら 買い物に出ようとする。が――

2101211.png 【アダマス】 あ、ちょっと待ちなさい 大事なこと、忘れてないかしら?

アダマスは妖艶な笑みを浮かべ 水着をみせびらかすように 足を組み替える

ピンときたマスターは あわててアダマスの水着姿を 褒めるのだが…

2101211.png 【アダマス】 遅い、遅すぎる、全然ダメ! 言われるまで気づかないなんて 本当にお仕置きされたいのね…

2101211.png 【アダマス】 しょうがないから、 あとでたっぷり かわいがってア・ゲ・ル

そう言いつつも、 アダマスは 嬉しそうな顔をしていた

2101211.png 【アダマス】 じゃ、さっさと飲み物を 買ってきなさい

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