210201061 インテグラルノア編(擬彩されし不可逆世界編) 第20章 絶望の終焉…そして 第１話 全てを賭けて-6 戦闘前
【ケラウノス】
おおおっ？
なるほど、これはすごいな
【テュルソス】
何だか良いお酒を飲んだみたいだね♪
【ダーインスレイヴ】
ふむ
ついに始まったようだな
【ハリー】 どうしたの、ダ―イン？
【ダーインスレイヴ】
わたし達の総力を挙げて、
“終焉”に抗うときが来たのだよ
【シェキナー】
私自身の中で、何かが一つに定まって
いきます
これが“最適化”ですか
【エロース】
うふふっ♪
みんなの力をラグナロクに集めて
ユグドラシルに力を送るんですね～
【ツカサ】 二人とも、さっきより存在感が 増してる… 最終局面みたいだね
【ツカサ】 アフロディーテ、頑張れ
【ブリューナク】
ほほう
我が一つに定まるとは、
浪漫があるな
【ヴァング】 どうした、ブリューナク！？ …何か力が増してねぇか？
【ブリューナク】
そうだ
いよいよ“終焉”と決着をつける
ときのようだぞ
【ヴァング】 本当か！？ シユウ、ぶちかましてやれ！
【エンクウ】 ムラマサ、武運を祈っておるぞ
【クレイ】 ヴァナルガンド、 みんなを頼む
【ゼロ】
ユグドラシルに力が集まってるな
これは…大一番ってことか
アマネ、踏ん張れよ
【カミト】 アスカロン、グリモワール、 フォルカス…
【カミト】 きっと大丈夫だ どんなに絶望的な困難にだって、 君達なら…いや、僕達なら！
【カミト】 必ず乗り越えられるよ いけ！ みんな、いけぇっ！！
【ティルフィング】
天上世界から、地上世界から、
力が集まってきます
【ラグナロク】
ええ
仲間達の思いも一緒に伝わってくる
これら全てをユグドラシルに！
【ラグナロク】
私達のやってきたことは無駄じゃない
そのことを、今、証明してみせるわ！
【ユグドラシル】 あああああああっ！
【アルマス】
お願い…
ほんの少しでもいいっ
“終焉”を押し戻して
【アルマス】
みんなで作り上げた可能性を、
未来への道を、明日への希望を
【アルマス】
次へ繋がる一歩を、示して！
【終焉】 …………
【ユグドラシル】 愛しい子らよ あなた達の献身に感謝します
【ラグナロク】
ユグドラシル！
【終焉】 なんということなの…
【アルマス】
“終焉”がユグドラシルから
少し離れたっ？
今、離れたわよねっ？
【グランテピエ】
うん！
私も見てたよ
それに、魔獣の動きが…
【魔獣】 ガアアアアアアア
【ティルフィング】
増加が収まっています
これなら…
【ラグナロク】
繋がったのね
未来への道が
未知の可能性が
【アルマス】
今が絶・好機よ！
一気に魔獣を押し返すわっ
この剣先に続けー！
【終焉】 そう… そこまでして拒むのね…
【終焉】 本当に…とても些細な抵抗だけれど これ以上、ユグドラシルを苦しませ たくはないわ
【ユグドラシル】 まさか、全てを…！？
【終焉】 そうよ 彼女達に分からせてあげないと
【終焉】 絶対的な恐怖と、絶望を
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