210341212 ダクネス “視線”の正体は…?
【ダクネス】 なにか…嫌な予感がする!
そう叫んで、 走り出したダクネス
【ダクネス】 はぁ…はぁ… 確かにこっちから…
彼女がやってきたのは、 ビーチから数百メートル離れた 人気のない場所だった
【ダクネス】 うぐ…はぁ…はぁ…
かなり息を切らせている… ダメージのある体で全力疾走したのだ 無理もない
【ダクネス】 はぁ…はぁ…はぁ…はぁ!
あれ…?おかしいな…
【ダクネス】 はぁ…はぁ… なんということだ!
心なしか顔が紅潮している これは疲労ではなく…
【ダクネス】 はぁ…はぁ…! えへへへへ…!
興奮してる!? なんでだよっ!? ツッコむマスター
【ダクネス】 なるほど、 “視線”の正体は お前たちだったのか!
その声に 呼応するかのように現れる 異族の群れ
【異族】 グギガギャギャッ!
【ダクネス】 このダメージの残る体で、 お前たちの相手をしなくては いけないとは!!
ビーチに侵入される前に 気づいた彼女を褒めたいところだが…
【ダクネス】 なんということだ! 休日だから、 鎧も置いてきてしまった!
【ダクネス】 この…この生身の体で 戦わなくてはいけないとは なんたる至福!…いや、不覚!
本来なら絶体絶命のはずだが、 なんか興奮してしまっている彼女
【ダクネス】 来い!どんな攻撃も…
【ダクネス】 望むところだ!!
ともかく、異族との戦闘が始まった
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