210381212 アルマス・妖精結合・ティターニア 海上編ver. 絶・打開するわ!
【アルマス】 実は、私…
マスターに悩みを相談するアルマス
【アルマス】 最近、思うように 体が動かないっていうか… 上手く戦えないの…
どうして?と尋ねるマスター
【アルマス】 夏の暑さと、それに 砂で足を取られるせいで、 バランスも崩しちゃうし…
【アルマス】 体力の消耗が激しくて、 いつもみたいに動けない…!
【アルマス】 その程度のことで情けない…!
【アルマス】 なにか… 克服できる方法があれば…!
と、悔しさで歯噛みしている
そんな彼女を見たマスターは、 わかった、ぼくに任せて と、言い放つのだった
【アルマス】 任せてって… どうするつもり?
次の日・昼――
マスターは、アルマスを ビーチに呼び出していた
アルマスーッ!こっち、こっちー! 待っていたのは、 ビーチボールを持った姫たちだった
【アルマス】 は?これは一体…
暑さと砂浜に慣れるため、 ビーチバレーだ! 爽やかに宣言するマスター
【アルマス】 いや、なんで、そうなるのよ!?
反論するものの、 マスターの強引なやり方によって、 ビーチボールに参戦させられる彼女
【アルマス】 うぅ…こんなことで、 克服できるなんて思えないんだけど…
無理矢理、 引き込まれたビーチバレー
だが…
【アルマス】 くっ…!
相手の姫たちに大苦戦
【アルマス】 みんな…やり込んでるわね
【アルマス】 私、初心者なんだから、 もっと手加減とか…!
【アルマス】 キャッ!!
だが姫たちの容赦ない攻撃は続く
さらに…
【アルマス】 はぁ…はぁ…
アルマスだけずっとビーチに残り、 他の姫たちは交代していくシステム
【アルマス】 こんなの…不公平よ…!
どんどん疲弊していく彼女
ほら、速攻!クイック攻撃だ! マスターが檄を飛ばすも、
【アルマス】 もう、ダメ…
まったく勝てないアルマス
そんな彼女にマスターは尋ねる どうして、勝てないと思う?
【アルマス】 はぁ…はぁ… だからバレーしたこともないし… それに私だけ休憩もなしじゃ…
と、答える彼女にマスターは、
気づいてる? 段々、接戦になってきてるんだよ? と、教える
【アルマス】 そりゃ、こんだけやってりゃ…
まだ気づいてないか、 きみが勝てない理由
【アルマス】 私が…勝てない理由…?
それは…
と、マスターが言い掛けたところで、
【アルマス】 !!
異族!!
大量の敵がビーチに現れた!
武器を構える姫たち
【アルマス】 はぁ…はぁ… こんな時に…
すでに体力を消耗している アルマスには、荷が重い数だ
だが…
【アルマス】 なに言ってるの、マスター? 私だってやれるわ!
肩で息をしながらも、 剣を構えるのだった
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