210410051 限定クエスト ハロウィンイベント 橙色幻想芝居 ストーリークエスト 橙色幻想芝居 ストーリークエスト 5 - 橙色幻想芝居 第4話 ハロウィンを救おう! ハロウィンを救おう! 戦闘前
【モラルタ】 うっし、こんなもんかなっ! まだイケるけど、どーするよ?
モラルタとベガルタに 奴隷区にハロウィンを取り戻すという 目的を思い出させてからは早かった
あっという間に 周辺の拠点を壊滅させていった
【ベガルタ】 もう、ハロウィンできますか?
この状況では あの地区を見張っている場合では ないだろうと考えるマスター
【モラルタ】 それってハロウィンできるって そういうことだよなっ! 子供達も楽しめるよな!
うなづくマスター
【ベガルタ】 よかったです… 私、そればかりが気がかりで
【モラルタ】 まっ、丸く収まりゃいいんだって ハロウィンにアタシらも参加できて みーんな楽しいってね
自分達も参加するというところに 引っ掛かりを覚えるマスター
これだけ暴れたのだから 兵士達に知られている 可能性がある
そのことを伝えるが、 モラルタは鼻で笑った
【モラルタ】 そんときゃアタシらが 追い払えばいいだけのことだろ?
けど、街の人達も 自分達に気づいているかも… マスターは躊躇いがちに告げる
【ベガルタ】 それは、私たちも仮装してますし 問題を起こさなければ 大丈夫じゃないでしょうか…?
その言葉にマスターは 少し考えてうなずく
二人が楽しみにしているならと、 マスターは早速奴隷区に 向かうことにした
【モラルタ】 あれ、何この感じ 前来た時よりも嫌な感じ
【ベガルタ】 …これは面妖な 我らの行動は無意味であったか?
【モラルタ】 せっかく、取り戻せたと思ったのに もう、奪われないで済むと思ったのに どうして…
【ベガルタ】 悲しみに暮れてはいけない 変えると、我々は決めたはずだ …ね、モラ
【モラルタ】 そうだね、ベガ 奪われないために奪ってやる そう、決めたんだもんね!
なにかの決め事なのか、 不思議と固い決意を見せる モラルタとベガルタ
…必死すぎるような気もするが それは二人の成り立ちが故なのか… マスターにはわからなかった
【モラルタ】 なら、行動あるのみ! あ、そこの人、話聞きたいんだけど!
【ベガルタ】 そっかぁ なんかすごい人が来て この辺大変なんだってー
【モラルタ】 テンション低っ! ベガ、ちょっとはしゃきっと しなさいよ!
【ベガルタ】 えー、いいじゃん別にー 今だけなんだし… それとも、もう私のこといらない…?
【モラルタ】 違っ、違うってぇ! もう、泣かないの、あーよしよし
ちょくちょく脱線する二人の話を 根気よく聞いていたマスターは 小さく息をはいた
浮足立つ奴隷達を反乱分子と捉えた トレイセーマ兵達は 地区の監視を強めたようだ
【ベガルタ】 だから ハロウィンできなくなっちゃった… ふぇ~ん
【モラルタ】 でも、結局はそいつら ぶっ倒せばいいだけっしょ!
シンプルにそう告げるモラルタ
【ベガルタ】 強い人が来てるって 噂になってたよ? 本当に大丈夫なの…?
一方のベガルタは少し 不安げだった
二人の気持ちがあれば きっと大丈夫、 と元気付けるマスター
【ベガルタ】 怖いけど… うん、がんばる!
【モラルタ】 奪われないように奪っちゃえ! 行くぞー! がおー!
【ベガルタ】 あ、モラ、それ… それ言うの私の役目だから~!
どこかコミカルにも見える やり取りをする二人は そのまま兵の一団へ走り出した
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