220011103 ミョルニル 『ハッスルマッシュ』
【ミョルニル】 急いで異族を倒さなきゃ~
【ミョルニル】 あぁ、でも走ったら 転んじゃって間に合わないぃ~
【ミョルニル】 でも、亀歩きでゆっくりいったら 時間がかかりすぎて 結局間に合わないよぉ~
【ミョルニル】 うぅぅぅ… ゆっくりでぇ~ でも、はやくやっつけないとぉ~
マスターが、こうなったら自分が ミョルニルを抱えていくしか… そう思った時
【ミョルニル】 そうだ! ミョルニル、ひらめいたよぉっ!
異族はまだ先にいるというのに ミョルニルは武器をかまえた
【ミョルニル】 んんん~って、力をためてぇ~!
【ミョルニル】 う~ん…これくらいでいいかな? よし、いくよぉ~!
【ミョルニル】 新奥義『ハッスルマッシュ』! それー!
ミョルニルの新技は ねらった異族に向かい炸裂する
【ミョルニル】 やった~! 大成功ぉ~! このままやっつけちゃうよぉ
宣言通り、ミョルニルは あっという間に異族を倒してしまった
【ミョルニル】 見た見た、マスタ!? 私、コケずに倒せたよ~!
【ミョルニル】 マスタ、何度も「ゆっくり」って 言ってくれたでしょ?
【ミョルニル】 だから、攻撃もゆーっくり力をためて ばーん! って技を出してみたの!
【ミョルニル】 そしたらすごい技がでたんだぁ~ 大発見だよ! すごいでしょ、えっへん!
確かにすごい思いつきだ、頑張ったね そうマスターが褒める
【ミョルニル】 えへへ~、やったぁ! マスタに褒められちゃった~ うれしいなぁ~
ぴょんぴょん飛び跳ねて 大喜びのミョルニルだったが 飛んだ拍子に、派手に転んでしまった
【ミョルニル】 ふぐぅ…
ミョルニルは倒れたまま動かない
怪我でもしたのかもしれない マスターはミョルニルに駆け寄ると そっと抱き起した
【ミョルニル】 マスタ…ミョルニルちゃん 頑張ったから、暑くなった~
熱にやられてバテてしまったらしい マスターは、ミョルニルを抱えて パラソルの下へ運ぶことにした
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