220041101 パラシュ 海でもトレーニング
リゾート地にやって来たものの 羽を伸ばす時間は、マスターに あまり用意されていなかった
【パラシュ】 さぁ、海だからといっても 休んでばかりではいられないよ!
【パラシュ】 これから先の戦いにも勝ちたいなら 一刻も早く 強くなってもらわなくちゃね!
そう言ってパラシュが用意したのは このリゾートでできる 特訓メニューの数々だった
そのメニュー表を取り出した彼女に 戦々恐々とするマスター
【パラシュ】 さぁ、まずは…っと…
【パラシュ】 そうだ ビーチバレーにしようか
【パラシュ】 これならきっと 跳躍力も鍛えられるだろうしね
【パラシュ】 そうと決まればマスター さっそくはじめようか
本来なら遊びであるものも 彼女にとっては特訓メニュー
鍛えなきゃいけないのは たしかなことだから 気を抜くことはしないマスター
【パラシュ】 うん、その調子だ、マスター
【パラシュ】 けど、まだまだ努力は必要だ 強くなるための道は とても険しいものだからね
わかってるよ、と マスターはやる気を見せる
その後も次々と遊びにかこつけた 特訓がマスターを襲う
そんな特訓の数々に このペースで体力がもつかな… と、心の中で思うマスター
【パラシュ】 マスター? どうかしたかい?
【パラシュ】 動きが遅くなってきてるし どこか怪我でもしたのかい?
大丈夫、なんともない と、答えながら 特訓に励む
【パラシュ】 そうか、それならいいんだ
【パラシュ】 さぁ、次は 海を泳いで競争だよ? 覚悟はいいかい?
そう言って、特訓を続ける彼女は とても楽しそうな表情をしていて はしゃいでるようにも見えた
【パラシュ】 ほらほら、時間は限られてるんだ 休んでる暇はないよ
そんな彼女を見て 弱音を吐くわけにはいかない そう思うマスターなのであった
Next: 220041102