Phantom of the Kill

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220061103 ダグダ 『爆流インパクト』

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お粥を食べ終えたあとも、 ダグダの様子はずっと変だった

2200611.png 【ダグダ】 …ねえ、マスター。キミは ダグダのことどう思ってる?

真剣な表情に、 マスターも返事をためらう

――その時。

【男の声】 だ、誰かー!!

突然の声に振り向くと、 バナナボートに振り落とされた 子供が沖でおぼれていた!

マスターとダグダが共に駆け出す。 しかし…距離が遠すぎる

2200611.png 【ダグダ】 (うう…太ったからなの? 速く動けない…!)

2200611.png 【ダグダ】 (このままじゃ、あの子を 助けられない。こんなダグダなんて、 マスターも呆れるに決まってる…!)

選択肢:

(このままじゃ、あの子を 助けられない。こんなダグダなんて、 マスターも呆れるに決まってる…!)

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2200611.png 【ダグダ】 ―えっ、マスター!?

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2200611.png 【ダグダ】 …!?ダグダ…だけ?

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2200611.png 【ダグダ】 ダグダの…力…?

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2200611.png 【ダグダ】 そっか!閃いたよ! 泳いで間に合わないなら―

2200611.png 【ダグダ】 海の方を、 たたき割っちゃうんだから!

ダグダが叫んだ瞬間 空から巨大な棍棒が 振ってきて――

行くよ、新技! 『爆流インパクト』!

海面に落下した棍棒は 海を真っ二つに叩き割って 子供へと続く道をつくった!

それはまさしく 彼女が新スキルに 目覚めた瞬間だった

ダグダは海を割ってつくった道を 駆け抜けると、見事子供を抱えて 助け出したのだった

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その日の夕方―

2200611.png 【ダグダ】 あ、マスター。 …明日の予定? どうしてそんなこと聞くの?

マスターは、 一日二人きりで過ごすっていう 約束を守れなかったからと言う

2200611.png 【ダグダ】 ふふっ、約束はもういいよ。 ダグダ、欲しいものは もうちゃんともらったもん

2200611.png 【ダグダ】 …そんなことよりマスター ダグダ、今日はいっぱい 動いて疲れちゃったなぁ

2200611.png 【ダグダ】 だからマスターさえ よければだけど…また、 ダグダのこと、おんぶしてくれる?

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