220061104 ダグダ 『海浜ビーチ帝国の誇り』
―数日後、ダグダと 再び二人きりで海へ来た
【ダグダ】
う~ん、潮風が気持ちいいね~
ほらぁ、マスターも
リラックスリラックス♪
【ダグダ】
そうだ!なんならダグダが
膝枕してあげよっかぁ?
【ダグダ】
遠慮しないで。
マスターだけに、特別だよぉ~♪
―むにゅ
…後頭部に、 胸とはまた違う、 やわらかな感触が伝わってくる
【ダグダ】
どう、マスター、気持ちいい?
【ダグダ】
…え?どうして今日は
こんなに親切にしてくれるのかって?
【ダグダ】
…この前、おぼれた子供を助けた時、
マスターはダグダを
頼ってくれたでしょ?
【ダグダ】
ダグダ、それが
とってもうれしかったんだ♪
【ダグダ】
だからダグダ、
マスターに甘えるのも好きだけど―
【ダグダ】
マスターに甘えてもらうのも、
好きなんじゃないかって思ったの♪
【ダグダ】
不思議だよね…。ダグダ、
動くの嫌いなはずなのに―
【ダグダ】
マスターのためだと思ったら…すごく
楽しくなるし…幸せな気持ちもする♪
【ダグダ】
力もみるみる湧いてくるんだ。
【ダグダ】
この力…そうだなぁ、
名づけて『海浜ビーチ帝国の誇り』
っていうのはどう、マスター♪
ダグダのスキルは、 前よりずっとパワーアップしていた
【ダグダ】
…そういえばマスター。この前、
ダグダたち、カップルみたいだって
言われたよね
【ダグダ】
互いに甘えて、甘えさせて…今の
ダグダたちって、あの時より、
もっとカップルみたいなんじゃない?
【ダグダ】
ねえ、マスター。
キミがその気なら―
【ダグダ】
ダグダ、マスターと
本物のカップルになっていいんだよ
【ダグダ】
ふふっ♪ そんなに赤くならないで。
返事は今すぐじゃなくてもいいから
【ダグダ】
だからこれからも、
ずーっと一緒にいようね
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