220081102 ペルーン こ、恋人だもん…
走って行ってしまったペルーンに マスターは首を傾げる
今日のペルーンは明らかにおかしい その理由を探るべく、 マスターが考え込んでいると…
ドゴォオオン!
ペルーンのいる方向から 雷の音が響く
彼女になにかあったのではと、 マスターは走り出した
【ペルーン】 もう一度言ってみなさいよ!!
マスターが駆けつけると そこには激怒した様子のペルーンと 腰を抜かした男が居た
【ペルーン】 あっ、マスター…
ペルーンは バツが悪そうに目を伏せる
【ペルーン】 ち、ちがうの この男がお姉さんを無理矢理…
【ペルーン】 それに攻撃も当ててないよ ただ、びっくりして電流がちょっと そこの柱に流れただけで…
必死に伝えてくるペルーンに 大丈夫だと告げ、男に頭を下げると ペルーンを連れてその場を離れる
【ペルーン】 …なんであんな奴にマスターが 頭を下げるの!!
【ペルーン】 あいつが悪いんだよ!?
未だに怒りが 収まらない様子のペルーン
マスターは そんなペルーンに 再び違和感を覚える
選択肢:
- 今日、なにか変だよ? → select_label_01へ
- なんでそんなに怒ってるの? → select_label_02へ
- なにか嫌な事言われた? → select_label_03へ
マスターは そんなペルーンに 再び違和感を覚える
select_label_01:
【ペルーン】 …へ、変じゃないもん
select_label_02:
【ペルーン】 …な、なんでって…
select_label_03:
【ペルーン】 …もしかして聞いてたの…?
select_label_end:
不安そうなペルーンに なにがあったのかもう一度 問いかける
【ペルーン】 …さっきの男に お前みたいなガキに用はないって 言われて…
【ペルーン】 確かにあたしは子供だけど ほかの姫には 大人っぽい子も多いよね…
【ペルーン】 あたしなんて マスターと親子に 間違われるくらいだもん
【ペルーン】 確かにそれは 仲良しって証拠だけど… でも、それだけじゃ嫌なんだもん
【ペルーン】 だから、大人っぽく振る舞ったら 親子や兄弟に見えなくなるし マスターも子ども扱いしないと思って
【ペルーン】 でも…マスターはそんなこと 全然気づいてくれないし
【ペルーン】 ねぇ、どうやったらマスターは あたしの事を大人のレディとして みてくれるの?
Next: 220081103