220171102 ヤグルシ ヤグ、しょげる…
【ヤグルシ】 ヤグが~さっきの人みたいに 溺れてる人をビューン!って 泳いで助けるの
【ヤグルシ】 そしたらきっと お姉ちゃんすごいって 褒めてくれると思うんだ♪
選択肢:
- ライフセイバーは大変な仕事だよ? → select_label_01へ
- そんなに褒められたい? → select_label_02へ
- 向き不向きがあると思うけど? → select_label_03へ
そしたらきっと お姉ちゃんすごいって 褒めてくれると思うんだ♪
select_label_01:
【ヤグルシ】 大丈夫だよ! ヤグ、すごく頑張るから~
select_label_02:
【ヤグルシ】 うん! だからヤグ頑張るんだ、えへへ~
select_label_03:
【ヤグルシ】 だよね! ヤグには向いてると思うんだよね~
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【ヤグルシ】 だから~ 手伝って、いいでしょ!
やる気を出し わくわく顔のヤグルシを見て いいよ、とマスターは頷いた
【ヤグルシ】 わーい、やったー♪
早く泳ぐ特訓を始めた二人は さっそく海の中へ
マスターは少し離れた位置から ここまで泳いでごらん、と言う
【ヤグルシ】 よ~し、見ててね!
そう言うと、ヤグルシは きれいな泳ぎで あっという間にマスターのもとへ
【ヤグルシ】 ふふふ~、とうちゃーく♪
予想以上の速さに驚くマスター
【ヤグルシ】 こういうのも~ 追いかけっこだと 思えば楽しいね♪
マスターがヤグルシを褒めて 特訓を続けようとしたその時――
【子ども】 うわぁ~ん! ぼくのボール…!
見てみると どうやらビーチボールが 海に流されてしまったようだ
【ヤグルシ】 さっそくヤグの出番だね 取ってくるよ!
ヤグルシは宣言すると 猛然と泳ぎだした
【ヤグルシ】 …! あれ…?
しかしボールは波に揺られ なかなか捕まえられない
【ヤグルシ】 むむむ…!
ヤグルシが躍起になって 取ろうとした間…
【ヤグルシ】 …! いたっ!足が…!
足がつってしまったらしい ヤグルシをマスターは 慌てて救助に向かう
【ヤグルシ】 ありがとう、マスター…
砂浜で一息ついたヤグルシは なんだかしょんぼりした様子だ
【ヤグルシ】 あのボール 結局、ライフセーバーさんが 取りに行ってくれたね…
【ヤグルシ】 すごいライフセーバーさんって たくさんいるんだね… ヤグはやっぱり、ダメな子かも…
すっかりしょげてしまった ヤグルシに、練習の時の泳ぎは 良かったよ、と話す
【ヤグルシ】 でも…
マスターは、もうちょっとだけ 練習してみないか、と ヤグルシに提案するのだった
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