221041231 限定クエスト 賀正イベント 振袖に降る雪 ストーリークエスト 振袖に降る雪 ストーリークエスト 4 - 反撃の砂嵐 反撃の砂嵐 反撃の砂嵐 戦闘前
【アバリス】 マスター、着きました ケイオスリオンです
【アバリス】 領主によって自治されているので トレイセーマのように規律違反で いきなり捕まることはないかと…
アバリスはそう言いながら 落ち着かない様子であたりを見回す
やっぱり知り合いに会うのは不安? とマスターが尋ねる
【アバリス】 はい… いつもと違う格好ですし、 恥ずかしいです…
おじいさんにも褒めてもらったし、 自信を持っていこうよ と、マスターはアバリスを励ます
それに今のアバリスを見たら、 きっと印象が変わるはずだ、と続けた
【アバリス】 確かに、そうですね… 今度は隠れずに、 頑張ってみます!
【アバリス】 こちらの集落は… みんな忙しそうですね? 新年だからなのでしょうか…
ごちそうを作って運んだり、 食器を磨いたりと、すべての人が 忙しそうに走り回っていた
そのうちの一人がアバリスに気づき、 めずらしさから近寄ってくると、 周りの人も続いて集まってきた
【アバリス】 きゃっ! あ、あの…
【男性A】 へー、綺麗な衣装だな
【男性B】 うん とても似合っているよ
あっという間にアバリスは囲まれ、 綺麗な装束だ、とても似合っている と、四方八方から褒められまくった
【アバリス】 あ…ありがとうございます… マスター、あの…どうしたら…
その時、集落の長らしき男性が やってきて、人々に向けて 作業に戻れと怒鳴り声をあげた
【男性A】 やれやれ、戻るとするか お嬢さん、ありがとうな 久しぶりに、いいものが見れたよ
【アバリス】 あの… どうしてそんなに 忙しそうなのですか?
【男性A】 いやね、 ここの領主が新年に豪華なパーティを 開きたいって言い出してね
【男性B】 それで、総出で その準備をさせられているって訳だ
豪華なパーティってどんなものかな と、マスターが興味を持った様子を 見て、アバリスはひとつ提案をする
【アバリス】 マスター、みんな忙しそうですし、 私たちもお手伝いしませんか?
【アバリス】 きっとパーティもすこしなら 見学できるでしょうし、雰囲気を 味わえると思いますよ?
マスターはアバリスの提案にのり、 二人はパーティの準備を 手伝うことにした
【アバリス】 …このお料理を、あちらに運べば いいのですね? マスター、いきましょう!
完成した料理を、マスターと アバリスは会場へと運ぶ係になり、 二人は会場へと足を踏み入れる
【アバリス】 わぁ… 豪華ですねぇ…
会場には高価そうな家具や 食器などが並べられ、 すでに豪華な料理も飾られていた
【アバリス】 あちらにいるのが領主でしょうか なんだか視線を感じます… マスター、早く戻りましょう
会場にいた来客たちもアバリスに 注目していたが、そのなかでも領主は 熱い視線をアバリスに向けている
【領主】 おい! そこの者、止まれ!
【アバリス】 …なにかご用でしょうか? 私たちは準備で忙しいのですが…
【領主】 ふふっ その強気の態度も気に入った 私のものになれ
【アバリス】 それは、できません… では失礼します…
【領主】 フン! 奴隷に拒否権などない おい、あいつを捕らえろ
【ケイオスリオン兵】 はっ!
【アバリス】 …ここでは戦えません いったん、逃げます!
アバリスはそう言うと、 マスターを抱えて会場から逃げ出した
アバリスたちはパーティ会場からも 集落からも離れた場所にある 荒野まで逃げてきた
【アバリス】 …追っ手がきたようですね ここでなら、思い切りやれます!
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